cellenpia®PLASの挑戦
2026-10-20 14:06:33

新素材「cellenpia®PLAS」が3Dプリンターの未来を変える

新素材「cellenpia®PLAS」がアスペクトの3Dプリンターに採用




日本製紙株式会社が製造した新しい樹脂材料「cellenpia®PLAS」が、株式会社アスペクトの3Dプリンター用の粉末樹脂材料として選ばれました。この新素材は、従来の樹脂と比べ、利用することで驚くべき軽量化を実現しました。具体的には、ガラス系の補強材と同じ強度を持ちながら、17%もの軽量化を達成。これは、特に製造業やデザイン業界において、大きなメリットをもたらします。

cellenpia®PLASの特長



「cellenpia®PLAS」は、木質資源から作られるセルロースナノファイバー(CNF)を強化材として使用した樹脂です。この樹脂は、ポリプロピレン(PP)やナイロン6(PA6)などの熱可塑性樹脂と混合されることで、高い強度と軽さを兼ね備える素材へと生まれ変わります。特に注目されるのは、この素材が持つ製造プロセスにあります。

独自の製造技術



「cellenpia®PLAS」の開発は、京都大学の矢野浩之教授が率いる研究チームの『京都プロセス』に基づいています。このプロセスは、CNFを効率的に分散し、ポリマーと結合させる革新的な技術です。この技術を用いることで、 効率的に強化樹脂を製造することが可能です。また、国立研究開発法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による助成を受けることで、年間50トン以上のCNF強化樹脂の生産が可能な体制を確立しています。

展開予定



「cellenpia®PLAS」のさらなる普及に向けて、日本製紙株式会社は射出成形分野だけでなく、3Dプリンター領域への展開を加速していく方針です。今年10月23日に行われる「アスペクト・三菱商事テクノス共同セミナー」で、当素材の詳細な報告が行われる予定。また、来る11月17日から20日の間、フランクフルトで行われる国際展示会Formnextでも、最新の情報や実物が展示されることになっています。この展示会では、業界の専門家や関係者に直接触れてもらい、そのパフォーマンスを実感してもらうことが目的です。

競争力のある材料



cellenpia®PLASは、強化樹脂の中でも特に競争力のある材料として位置付けられています。新素材の開発には紙パルプ技術協会の支援もあり、最近では賞も受賞しました。これにより、さらなる信頼性を得ました。今後、セミナーや展示会を通じて、業界への影響を広げていくことでしょう。

まとめ



多くの期待が寄せられる「cellenpia®PLAS」の登場は、未来のものづくりにとって重要なステップとなることでしょう。この新しい素材がもたらす可能性は計り知れず、特に3Dプリンター業界においてその革新性が求められています。これからの展開に目が離せません。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
日本製紙
住所
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。