ASUSの新ポータブルモニター『ZenScreen Duo OLED MQ149CD』、多機能性と高性能を兼ね備えた理想の作業環境を提案

ASUS、斬新なポータブルモニターを発表

ASUS JAPAN株式会社は、2つの有機ELディスプレイを搭載したポータブルモニター『ZenScreen Duo OLED MQ149CD』の販売を発表しました。この製品は2025年10月31日から、全国の家電量販店やオンラインストアで順次発売される予定です。

優れたスペック

本製品は、一般的な20インチモニターに匹敵する作業領域を提供しつつ、軽量設計とコンパクトさで持ち運びにも便利な工夫がなされています。各ディスプレイは1920×1200の解像度を持っており、16:10のアスペクト比により、鮮やかでクリアな映像表現が可能です。特に、明るい環境でも優れた視認性を保つための設計がなされています。

デザインと機能性

ZenScreen Duo OLED MQ149CDは、約1.07kgと非常に軽量です。また、360°回転ヒンジ構造により、様々な使い方ができるのも大きな特徴です。横置きや縦置き、さらにはテントモードにも対応。さらに、二つのディスプレイを背中合わせに配置し、対面でプレゼンテーションを行うことも簡単にできます。折りたたみ時は非常にスリムで、一般的なノートPC用のバッグにもすっきり収まります。

高精細な映像

有機ELパネルによる映像の美しさも特筆すべきポイントです。この製品は100% DCI-P3色域に対応しており、ΔE＜2という高色精度を持ちます。加えて、DisplayHDR True Black 400認証を取得しており、暗い部分から明るい部分までの豊かな階調を再現します。高コントラスト比の100,000:1を誇り、映画や写真編集といった視覚的な重視が求められる作業にも最適です。

多様な表示モード

作業内容に応じて、4つの表示モードが用意されています。

- Extendモード：ノートPCの作業領域を拡張し、複数アプリを同時に使用。
- Splitモード：1つのコンテンツを上下画面で連続表示。
- Independentモード：各画面に異なる入力ソースを割り当て。
- Mirrorモード：同じ内容を2画面に表示し、プレゼンテーションに利用。

加えて、ASUSの専用ソフトウェア『DisplayWidget Center』を使用することで、輝度やコントラスト、色温度などの設定も簡単に行えるようになっています。自動回転機能もあり、横置きから縦置きへの切り替えもスムーズです。

簡単な接続性

接続性も非常に優れており、USB Type-Cポートが2つ、Mini HDMI端子も装備されています。USB-Cケーブル1本で映像出力と電源供給を同時に行うことができ、ノートPCやタブレットとの接続も非常に容易です。この柔軟な接続性は、モバイルワーク環境の構築に役立ちます。

快適な作業環境

モニター本体の底部には、1/4インチネジ穴があり、カメラ三脚やモニターアームに取り付けることも可能です。これにより、作業状況に応じた高さや角度の調整も簡単にでき、長時間の作業でも快適な視野を維持することができます。

環境への配慮

ASUSは環境への配慮も行っており、ZenScreen Duo OLED MQ149CDはENERGY STAR認証を取得しているほか、FSC Mix認証を受けた梱包素材を使用しています。このような省資源なパッケージが、輸送時の環境負荷を低減する役割を果たしています。

まとめ

ASUSの新たなポータブルモニター『ZenScreen Duo OLED MQ149CD』は、軽量かつ多機能を兼ね備えた製品で、多様なニーズに応える作業環境を提供します。革新的なデザインと高性能なスペックが、持ち運びやすさと使いやすさを実現しています。これからのワークスタイルに最適な1台と言えるでしょう。