映画『ゴジラ-1.0』の登場を記念して、伝統技法を用いた浮世絵うちわが新たに発売されます。これは、東京銀座と架空の江戸の風景を背景に、いずれも圧倒的な存在感を放つゴジラを描いたアート作品で、「ゴジラ浮世絵」と名付けられました。販売は2024年8月29日から、版三のオンラインショップでスタートします。
この浮世絵うちわは、株式会社版三が企画、制作したもので、代表取締役の坂井英治が手掛けています。版三は、ドラえもんや進撃の巨人、マーベルシリーズとのコラボレーションなどで知られ、さまざまな人気コンテンツと結びつけてきた実績を持つ企業です。新しい挑戦を続けながら、浮世絵の伝統を守り、多様な作品を創出し続けているのが特徴です。
「ゴジラ浮世絵うちわ」には、2種類のデザインが用意されています。1つ目は「東京銀座来襲の図」で、ここでは歌川国芳の名作「相馬の古内裏」をオマージュし、ゴジラが銀座の町を襲う壮大なシーンを描いています。この作品では、浮世絵ならではのユーモラスな表現が見られ、観る者に強い印象を与えます。
2つ目は「江戸百景・東京桜花」で、こちらは歌川広重の「各所江戸百景」をインスパイアされた作品です。デザインは、“もし江戸時代にゴジラが現れたら?”という視点から描かれており、桜の美しい町並みの中に悠然と立つゴジラの姿が印象的です。そのすべてが、和紙の特性を最大限に活かしたアンティーク調の色合いで表現されています。
このうちわは、サイズが縦28.0cm、横15.4cmで、使用されている素材は紙と竹。特別にデザインされたこのうちわは、大切に作られた伝統的な和団扇として大変貴重です。また、100部という限定数で販売されるため、コレクターにとっては見逃せないアイテムとなるでしょう。
さらに、団扇のデザインには、京都の伝統工芸品である『京からかみ』が使用されており、竹骨に貼り付けた形になります。団扇が船の形に立てられている様子は、触れると揺れることで、まるで宝船が波に揺れているかのような幻想的な印象を与えます。
このように、版三は伝統技術と現代のキャラクターを融合させて新しい価値を生み出し、受け継がれた文化を活かしつつ新たな挑戦を続けています。ウェブサイトでの購入が可能なこの商品は、ファンやアート愛好家にとって魅力的なコレクションになることでしょう。浮世絵の新たな魅力を感じ取るチャンスをお見逃しなく!
商品の詳細は版三オンラインショップのURLから確認できます。
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