約23万人が長崎を訪れた「DEJIMA博 2025」の魅力とは？

長崎で再び盛り上がった「DEJIMA博 2025」の全貌

2025年のゴールデンウィークに、長崎水辺の森公園を含む三つの会場で開催された「DEJIMA博 2025」には、実に約23万人もの来場者が訪れました。この大型イベントは、株式会社長崎国際テレビが主催し、特別協賛にはメットライフ生命保険株式会社が名を連ねています。長崎市の「長崎創生プロジェクト」第1号に認定されているこのイベントは、地方創生や人口減少に対抗する意義も持ちながら、地域の活性化に寄与しています。

多彩なプログラムが賑わいを生んだ

「DEJIMA博」は、今年で10年目を迎え、多様な体験を通じて市民や観光客に新しい楽しみ方を提供しました。特に、長崎水辺の森公園では、グルメとエンターテインメントの融合が実現しました。

盛り上がるステージイベント

毎日、会場では人気のお笑い芸人たちのパフォーマンスが行われ、来場者たちを大いに楽しませました。5月4日には、日本テレビの人気アナウンサーが行う「アナウンサートークバトル」が開催され、観客とのインタラクションで場がさらに盛り上がりました。5月5日には、「ヒルナンデス！」の生中継が行われ、有名人たちが登場してイベントの様子を全国に発信しました。また、同日と6日には、子どもたちのヒーロー「キャプテンピカチュウ」も登場し、特に家族連れの人気を集めました。

スポーツと企業展示の融合

アミュプラザ長崎かもめ広場では、3x3バスケットボール大会「マジデジマGAMES2025」が繰り広げられ、地域の食文化とともに交流の場を提供しました。東京パラリンピックにも出場したプロの選手が参加する車いすバスケットボールでは、来場者がトップアスリートとのふれあいを楽しむ貴重な機会となりました。さらに、長崎市を拠点とする国際的な企業「Ocean Network Express」も大型コンテナの展示を行い、地域企業の国際的な活動にも注目が集まりました。

子ども向けの仕事体験

出島メッセ長崎では、子どもたちを対象にした仕事体験「こどもジョブチャレンジ in 長崎」や大型遊具が人気を博しました。警察や消防、自衛隊など、子どもたちがさまざまな職業を体験できる機会が用意され、金融や美容に関する教育プログラムも充実していました。特に、子どもたちが実際の職業を体験する貴重な機会となり、親子連れで賑わいました。これに加えて、同時開催された「トミカ博」も相まって、家族連れが多く訪れ、会場は大いに賑わいました。