「D-Robotics RDK-X3」とは
2024-09-30 23:19:35

新登場のシングルボードコンピュータ「D-Robotics RDK-X3」が話題に

D-Robotics RDK-X3: 次世代ロボット向け開発ボード



株式会社スイッチサイエンスは、Shenzhen D-Robotics Co., Ltd.のロボット向けシングルボードコンピュータ「D-Robotics RDK-X3」を2024年9月30日から自社のウェブショップで販売開始します。この製品は、特にエンジニアや開発者にとって、多様なセンサーとの接続性が高く、柔軟なハードウェア拡張が可能な点で注目されています。

高性能な演算能力



「RDK-X3」は、5 TOPS(Tera Operations per Second)の推論演算能力を持つ開発ボードとして、多様なロボットアプリケーションに対応します。この製品は、クアッドコアArm Cortex-A53プロセッサを搭載し、1.5 GHzで動作します。さらに、デュアルコアのBernoulli Archプロセッサが内蔵されており、これによりリアルタイムでの画像処理や AI推論が可能です。

先行販売の人気に話題沸騰



2024年9月21日と22日に東京ビッグサイトで開催された「Maker Faire Tokyo 2024」では、スイッチサイエンスのブースで「RDK-X3」のデモが行われました。特に画像認識デモが多くの来場者を引きつけ、先行販売分は完売する人気を見せました。この成功は、開発 communitiesやエンジニアリングの現場から高く評価されています。

様々な付属品で利便性向上



新たに発売される「RDK-X3」には、専用のカメラモジュールやオフィシャルケース、Raspberry Pi用のカメラを使用できるアダプタが付属します。このアダプタにより、一般的なRaspberry Pi用カメラ(CSI 15ピン)と接続できるため、開発者にとって非常に便利です。

オフィシャルケースの特徴



オフィシャルケースは金属製で、高い耐久性と放熱性を有しており、組み立てが非常に簡単です。ケース内にはヒートシンク機能もあり、長時間の使用でも高性能を維持します。

カメラモジュールの詳細



「RDK-X3」用のカメラモジュールは高解像度のIMX219 8MPセンサーを搭載し、自動露出制御とホワイトバランス制御に対応しています。これにより、HD動画や高画質の静止画が可能です。カメラは小型かつ軽量で、高速なデータ転送が実現されています。

価格と販売情報



販売価格は「D-Robotics RDK-X3」が11,330円、「オフィシャルケース」が1,650円、カメラモジュール人気を受けて3,960円、そしてカメラアダプタは770円となっています。これらはすべてスイッチサイエンスのウェブショップ(https://www.switch-science.com/)で購入可能です。

会社の理念と展望



スイッチサイエンスは、テクノロジーを多くの人々にとって当たり前に活用できる世界を目指して活動しています。電子工作やSTEM教育の分野でも活躍しており、今後のロボティクス開発にも大きな期待が寄せられている企業です。今後も引き続き、新たな技術革新と製品の展開が注目されます。


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会社情報

会社名
株式会社スイッチサイエンス
住所
東京都新宿区箪笥町35日米タイム24ビル3階
電話番号

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