新しいキャッシュレス決済システムの登場
教育現場における業務の効率化が求められる中、株式会社Fusicが展開する連絡サービス『sigfy(シグフィー)』が、新たに口座直結決済機能を追加しました。この機能は、特に公立学校やPTA、自治体において、キャッシュレス決済の導入を大幅に支援することを目的としています。
手数料の負担を軽減
従来、教育機関がキャッシュレス決済を導入する際の大きな懸念材料の一つが、利用料や手数料の負担です。『sigfy』の口座直結決済では、従来のクレジットカードやコンビニ払いと比較して、手数料を大幅に抑えることが可能です。この機能により、学校やPTAも安心してキャッシュレス決済を導入できるようになります。加えて、決済金額に応じた手数料が変動することに不安を感じる団体向けには、定額プランも用意されており、自治体規模での導入が容易になります。
スマホだけで簡単決済
特に注目すべきは、クレジットカードを持っていない保護者にとっても手軽に利用できる点です。これまでのシステムでは、クレジットカードを持たない保護者はコンビニで徴収金を支払わなければならず、手間がかかっていました。しかし『sigfy』の新機能では、ユーザーが銀行口座を登録することにより、スマートフォンから即時決済が可能となります。約100の金融機関に対応しており、誰もが気軽に利用できるのが特長です。
教職員の働き方改革へ
文部科学省によると、学校の集金業務をシステム化することで、教職員の業務改善につながるとされています。これにより、現金集金にかかわる負担を減少させ、年間で約33時間の業務短縮が見込まれています。現金を直接扱うことによる不安を軽減し、現金紛失や盗難へのリスクも低減するため、より安全で効率的な運営が実現します。
『sigfy』は、連絡サービスと集金機能を統一することで、集金案内や未納者への督促業務もアプリ内で行うことができ、よりスムーズな運用を可能です。これにより、学校や保護者にとって重要な活動に時間を割ける環境を整えています。
導入事例の紹介
実際に『sigfy』を導入した葛飾区立原田小学校では、PTA会費の集金が大幅に効率化され、安全な運営が実現されています。このように、具体的な成功事例が続々と報告されていることも、このシステムの有効性を裏付けています。
さらなる向上を目指して
今後も『sigfy』は教育現場での業務負担を軽減し、各学校、保護者にとって大事なことに時間をかけられる環境を提供することを目指しています。また、2024年にはISO/IEC 27001:2013とISO/IEC 27017:2015の取得により、より安心して利用できる環境を整えています。『sigfy』の詳細については公式ウェブサイトを確認してみてください。