摂南大学が50周年記念事業でアスリートのセカンドキャリアを考察
摂南大学は、開学50周年を祝う特別な事業の一環として、2025年7月12日に寝屋川キャンパスで「アスリートにおけるセカンドキャリア」をテーマとした講演会とパネルディスカッションを開催します。このイベントには、ラグビー元日本代表の廣瀬俊朗氏が講師として登壇し、アスリートの引退後のキャリア形成やその後の社会での活躍について熱い思いを語ります。
1. イベントの概要
このイベントには、元ラグビー代表主将の廣瀬俊朗氏が講演を行い、さらに多様なバックグラウンドを持つ卒業生たちによるパネルディスカッションが予定されています。彼らは、スポーツ界や様々な業界で実績を重ねている卒業生で、各々の実体験を通じて、アスリートがキャリアを移行する重要性について語ります。このような機会は、学生たちが将来のキャリアについて考えるきっかけとなることでしょう。
2. 言葉と経験の力
廣瀬氏はラグビーの現役引退後、様々な分野で法人を立ち上げ、講演活動を通じて多くの人々に影響を与えています。彼の経験に基づくお話は、競技生活の中で培ったスキルがどのように社会で活かされるかを示す良い例となります。また、廣瀬氏を代表とするパネリストたちも、それぞれの職業での成功体験や困難を克服したエピソードを通じ、アスリートとしての経験が社会でどのように役立つかについて具体的な視点を与えてくれます。
3. パネリストの方々
パネルディスカッションには、以下のような多才なバックグラウンドを持つ卒業生たちが参加します:
- - 浅田朗: 元ラグビー日本代表のチームディレクターとして活躍し、現在はサントリーで営業に従事。選手とマネージャーを両立させることで学んだ貴重な経験を共有。
- - 𦚰中滋代: 実業団女子陸上部で広報を担当し、国際的なアスリートマネジメントに携わることで得た洞察を語る。
- - 長尾宗馬: JICAでの海外協力隊としての活動を通じて多様な文化の中で柔道を教え、パラリンピックのメダリストを指導。
- - 近藤元: パラ陸上競技の金メダリストで、競技者としての経験がいかに人生を豊かにするかを実践で示しています。
4. 開催の目的
本イベントの目的は、在学生にアスリートが競技引退後にどう社会に関わり、どのようなキャリアを歩むことができるのかを考えるきっかけを提供することです。スポーツに打ち込む学生にとって、引退後のキャリアは避けて通れない課題ですから、実体験を通じてその重要性を学ぶことができます。
5. イベントの詳細
- - 名称: 「アスリートにおけるセカンドキャリア」講演会・パネルディスカッション
- - 日時: 2025年7月12日(土)10:30~12:00
- - 場所: 摂南大学 寝屋川キャンパス 3号館1階 311教室
- - 所在地: 大阪府寝屋川市池田中町17-8
このイベントは学内関係者限定となりますので、興味のある学生にはぜひ参加をお勧めします。
このように、アスリートのセカンドキャリアについて考える機会を設けることは、学生にとって大変意味深い経験となることでしょう。競技を通じて得たスキルや経験をどのように活かすかを学ぶことで、未来のキャリアに対する不安を解消し、前向きな姿勢を育む手助けをしてくれるはずです。