アスエネとSBIがGXリーグに参画
アスエネ株式会社とSBIホールディングス株式会社による合弁会社Carbon EXが、経済産業省主催の「GXリーグ」に参加しました。このGXリーグは、2050年までに国内でカーボンニュートラルを達成することを目指し、さまざまな企業が集結して脱炭素社会を実現するための行動を起こす場です。
GXリーグの概要
GXリーグは、政府の掲げる「2050年カーボンニュートラル」のビジョンを実現するための重要な取り組みとして設立されました。このリーグには企業、研究機関、政府などが参加し、特に温室効果ガスの排出量が多い製造業において脱炭素への取り組みが進められています。
経済産業省による支援のもと、賛同企業が次々と増加しており、脱炭素の重要性が高まる中、「GXリーグ」はその中心的な役割を担っています。詳細は
GXリーグの公式サイトで確認することができます。
参加の背景と目的
Carbon EXの参画は、特に温室効果ガスの排出を削減するという企業の責任感に基づいたものであり、脱炭素経営の推進が喫緊の課題となっています。特に、日本国内でのエネルギー消費の約60%を占める企業が、CO2排出量をゼロにするのは非常に困難です。そのため、再生可能エネルギーの導入や省エネルギーの徹底が求められています。
Carbon EXは新たなカーボンクレジット・排出権取引所を運営し、世界中で幅広いカーボンクレジットを取り扱っています。その結果、現在の登録社数は1,000社を超え、約500万トンのカーボンクレジットを供給することが可能な体制が整っています。これにより、企業の脱炭素経営をグローバルに推進する役割を果たしています。
Carbon EXの取り組み
Carbon EXでは、さまざまな種類のカーボンクレジットを扱っています。ボランタリーカーボンクレジットや非化石証書、海外の再エネ証書など、多様な選択肢を企業に提供し、国内外の企業から信頼されるプラットフォームを構築しています。また、24時間365日利用可能で、海外の企業も参加できる利点があります。
そのほか、信頼性のあるカーボンクレジットを提供するために、KYC(Know Your Customer)プロセスを導入し、高品質なクレジットを選別しています。さらに、カーボンクレジットの創出や購入に関するコンサルティングも行い、企業のブランド向上やPR戦略にも寄与しています。
会社概要
Carbon EXの概要は以下の通りです。
- - 会社名: Carbon EX株式会社
- - 代表者: Co-CEO 西和田 浩平、Co-CEO竹田 峻輔
- - 所在地: 東京都港区六本木
- - 設立: 2023年6月2日
- - 資本金: 1億円
- - 株主構成: アスエネ株式会社 50%、SBIホールディングス株式会社 50%
- - 公式サイト: carbonex.co.jp
このように、Carbon EXはGXリーグに参加することで、企業のCO2排出削減を促進し、2050年のカーボンニュートラル社会に貢献していく姿勢を示しています。今後の活動が期待されます。