TAPPが自社開発AI『ソクラテス』で営業提案力向上
東京都港区に本社を置く株式会社TAPPは、AIを活用した営業提案力の向上を目指し、自社開発のAIロールプレイングツール『ソクラテス』を導入しました。このツールは、営業担当者に最新の市場動向や時事ニュースを反映させた提案を可能にし、経験の浅い担当者でも効果的な提案ができる体制を整えています。
開発の背景
TAPPは、資産形成に対するお客様のニーズが高まるなかで、営業スタッフを増強してきました。しかし、増加するスタッフに応じて、提案品質にバラツキが生じる課題がありました。資産形成の提案に関する情報は日々変化するため、正確な情報を提供できることが求められます。
これまでの指導方法では、経験の差が反映され、提案の質に不均一さが生まれることが懸念されていました。そのため、AIを活用することで営業の標準化と効率化を図り、全てのお客様に同じ品質の提案が届くようにする必要がありました。
『ソクラテス』の機能と成果
新たに開発された『ソクラテス』は、これまでの約5.9万人との面談を通じて得た営業ノウハウを集約し、リアルな対話に近い形で扱うことができます。これにより、経験の少ない担当者でもお客様のニーズを正確に理解し、最新情報を反映した提案が可能になります。
このツールは、営業部門のインサイドセールスチームにおいて、90%以上のスタッフが日常的に利用しており、結果として営業部全体で約77時間の生産性向上を実現しました。これにより、顧客一人ひとりに対するきめ細かな対応が可能になりました。TAPPでは、AIに任せられる業務はAIに取り組ませ、その分お客様との対話や伴走に専念しています。
今後の展望
TAPPにとってAI活用は目的ではなく、顧客への価値を高める手段と位置づけています。顧客が必要なときに情報にアクセスできる「AI相談窓口」を設け、今後も各種のAIシステムを開発・導入していく方針です。これは全社の「AI戦略ユニット」が推進し、個人情報保護や利用ルールの整備、社員教育にも取り組んでいます。
経営者のメッセージ
TAPPの代表取締役社長、山地学氏は「資産形成はお客様の未来を左右する重要な決断であり、どの担当者が対応しても最善の提案をしなければならない」と語ります。AIはその手段であり、我々はお客様と向き合う時間を大切にし、より質の高いサポートを提供することを目指しています。
TAPPについて
TAPP(タップ)は、個々人のライフプランに寄り添った投資用不動産販売を行う企業です。2025年には人気の「キャピタルハック」セミナーで累計申込者数が15万人を超える成長を遂げました。新しい資産運用のプラットフォームを創出する挑戦を続けています。