アピリオとSOMPOのHeroku移行
2019-10-01 14:00:20

アピリオ、SOMPOシステムズの大規模システムをHerokuへ移行成功!7ヶ月という短期間での実現に秘訣とは?

アピリオ、SOMPOシステムズの保険システムをHerokuへ短期間で移行成功!



SOMPOシステムズは、35万人のユーザーを抱える大規模な保険代理店向けオフィスワークアプリケーションの刷新に挑みました。既存システムは、多様な代理店のシステム環境に対応することが困難な上、ランニングコストも課題となっていました。そこで、同社はクラウドへの移行を決断、PaaSとしてHerokuを採用し、システムインテグレーターとしてアピリオを選定しました。

短期開発の成功要因



このプロジェクトで最も注目すべき点は、その開発期間の短さです。通常であれば1年以上を要するような大規模なシステム移行を、アピリオは実質7ヶ月で完了させました。これは、アピリオが持つ高い技術力とプロジェクトマネジメント力、そしてSalesforceとの緊密な連携が大きな要因となっています。

アピリオは、ストレート・コンバージョンツールを活用することで開発期間の短縮とコスト削減を実現。さらに、Herokuへの移行に精通したメンバーを配置し、高精度なコンバージョンツールを開発することで、プロジェクト終盤には最大約95%という高い移行率を達成しました。

アピリオの強み



アピリオが今回のプロジェクトで選ばれた理由は、以下の4点です。

1. 大規模プロジェクト開発の実績
2. Herokuへの深い理解
3. Heroku移行後のシステム環境に関する詳細な知識
4. Javaに関する深い技術力

これらの強みを生かし、アピリオは複数部門にまたがるアプリケーション群を統合的に管理し、高い整合性と効率性を保ちながらプロジェクトを進めました。

プロジェクトの成果



Herokuへの移行により、SOMPOシステムズは以下のような成果を得ることができました。

技術的課題の解決: 多様な代理店のシステム環境への対応が可能になりました。
ランニングコストの大幅削減: コスト削減効果は、新規機能開発への投資に充当されています。
システム管理負荷の軽減: アピリオの高い技術力とプロジェクトマネジメントにより、SOMPOシステムズ側の負担を大幅に軽減しました。
Herokuの水平展開: 本プロジェクトの成功を受け、SOMPOシステムズはHerokuを他のプロジェクトにも活用し始めています。

SOMPOシステムズ関係者のコメント



SOMPOシステムズの小澤淳取締役副社長執行役員CTOは、アピリオのHerokuへの深い理解とプロジェクト遂行能力を高く評価し、今後の情報システム刷新においてもパートナーとして協業していく意向を示しています。また、白羽隆浩執行役員兼損保システム第一本部長/兼損保システム第三本部長は、アピリオの技術力とプロジェクトマネジメント力、Salesforceとの連携力を高く評価しています。

アピリオについて



アピリオは、ウィプログループの一員であり、エンタープライズ企業向けのモダンビジネスアプリケーション開発で高い実績を持つ企業です。Salesforceのパートナーとして、グローバルストラテジックパートナーにも認定されており、Googleとも長期的なパートナーシップを結んでいます。金融、流通、小売など幅広い業界で3000社を超える企業にクラウドベースのソリューションを提供しています。

まとめ



本プロジェクトは、アピリオの高い技術力とプロジェクトマネジメント力、そしてSOMPOシステムズの積極的な姿勢が相まった結果、大きな成功を収めました。この事例は、大規模システムのクラウド移行における成功モデルとして、今後のデジタル変革を進める企業にとって貴重な示唆を与えてくれるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社 アピリオ
住所
東京都港区南青山2-11-16 METLIFE青山ビル8F
電話番号
03-6447-1450

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