JCBとGHLグループが提携しASEAN地域での展開を加速
日本の国際カードブランドである株式会社ジェーシービー(JCB)は、マレーシア、タイ、フィリピンでの加盟店網拡大を目的に、GHLグループと提携しました。これは、同地域でのキャッシュレス化が進む中、JCBブランドの浸透を図るための重要なステップとなります。
提携の背景
JCBとGHLは、ASEAN地域でのビジネス拡大に向けた共通の目標を持っています。特に、キャッシュレス化が進展している現状において、顧客である加盟店へのサービスを強化したいという思いが一致しました。この提携により、マレーシア、タイ、フィリピンにおいて、JCBカードを利用できる店舗が増える見込みです。
さらに、この協業は、JCBの出資先であるSoft Spaceのシステム接続支援を受けて実現しました。今後も同社との協力を通じて、JCB加盟店網の拡大に向けたさらなる取り組みが期待されています。
GHLについて
GHLグループは、マレーシアの大手決済サービスプロバイダーです。48万台を超える決済端末を設置し、多様なキャッシュレスサービスを提供しており、フィリピンやタイなどASEAN地域でもサービスを展開しています。GHLの強力なネットワークと技術力が、JCBの展開においても大きな役割を果たすでしょう。
JCBのコミットメント
JCBは「おもてなしの心」と「きめ細かな心づかい」でお客様の期待に応え、利便性を追求していきます。「便利だ」「頼れる」と感じてもらえるカードブランドを目指し、世界中のお客様にとっての“唯一無二”を目指し続けます。これにより、ASEAN地域でも安心して利用できる環境を提供していく所存です。
この提携は、JCBが国際的なブランドとしての地位をさらに確立するための重要な一歩となります。今後のJCBの展開に注目が集まります。
持続可能な未来へ
今後、JCBとGHLの提携を通じて、さらに多くの商業機会が生まれ、地域経済全体の発展にも寄与すると期待されています。これにより、JCBがASEAN地域で持続可能な成長を遂げることができるか、今後の動向が楽しみです。