東京アカデミー合唱団、第70回定期演奏会の開催が決定！

2025年11月1日、東京オペラシティコンサートホールにて、東京アカデミー合唱団の『第70回定期演奏会』が行われます。この特別なコンサートでは、新たに矢崎彦太郎を指揮者に迎え、ブラームスの名曲『ドイツ・レクイエム』が披露されます。

先代の音楽監督、秋山和慶の急逝と合唱団の新たな旅立ち

昨年、東京アカデミー合唱団は創立60周年を迎え、その記念公演として予定されていた『バッハ：マタイ受難曲』直前に音楽監督の秋山和慶が希少な存在のまま急逝しました。秋山は57年の長きにわたって合唱団を指導し、多くの名演を生み出しました。彼の急逝を受けて、2月に催された演奏会では、出演者全員が感情のこもった演奏を行い、熱い反響を呼びました。

今回の定期演奏会は、秋山が残した遺志を継ぐものであり、三年間にわたる演奏プロジェクトの第一弾として位置づけられています。この演奏計画は、秋山が提案したもので、彼自身が指揮をすることを予定していました。しかし現在は、彼の意志を受け継いだ新たな指揮者のもとで実現することとなりました。

矢崎彦太郎の登場

今回は東京アカデミーに初登場となる矢崎彦太郎が指揮を務めます。彼はフランスを拠点に活躍するベテラン指揮者で、彼のタクトにより新たな息吹が合唱団にもたらされることでしょう。矢崎の芸術的な視点や、新たな音楽的解釈に対する期待が高まっています。

公演の詳細

演奏会は2025年11月1日、東京オペラシティコンサートホールにて開催。開演は16:00で、開場は45分前からとなります。出演者には矢崎彦太郎（指揮）、中江早希（ソプラノ）、青山貴（バリトン）、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が名を連ね、合唱は東京アカデミー合唱団が担当します。

チケットは現在カンフェティにて発売中で、S券6,000円、A券5,000円、B券4,000円、C券3,000円の価格帯となっています。全席指定で、さらにカンフェティ会員には特典があります。公式ホームページやSNSを通じても情報発信を行っているので、ぜひ確認してみてください。