中野Companyの挑戦
2021-07-09 16:00:03
飲食業界の人離れ解消に向けた中野Companyの新たな挑戦
飲食業界の人離れ解消に向けた中野Companyの新たな挑戦
飲食業界では、コロナウイルスの影響により離職率が急増しています。令和2年の厚生労働省の調査によると、宿泊業・飲食サービス業の離職率はなんと15.3%に達しています。この数字は、業界が抱える厳しい現状を物語っています。業務のハードさや精神的そして肉体的な負担が主な離職理由とされ、企業は福利厚生を充実させて、働きやすい環境を作る必要性に迫られています。
中野Companyでも、この困難な状況に対処するため、新たな福利厚生制度「R&B(リラク・ベストグロースコーチング)」を導入しました。この制度は、社員が長く快適に働けるようサポートし、業績向上と人材保持につなげることを目的としています。
R&B制度の詳細
ドライヘッドスパ制度
中野Companyは、社員のリラクゼーションを重視し、東京都調布市にドライヘッドスパ『repos』(読み:ルポ)をオープンしました。最大月2回の利用が可能で、疲労回復や異業種とのコミュニケーションを促す場として活用されています。特に、コロナ禍でリモートワークが普及する中、目や頭の疲れに悩む従業員にとって貴重なサービスです。
ベスグロコーチング制度
さらに、月に2回、代表の中野が1人1人と直接面談を行うベスグロコーチング制度を実施。この場では、社員の強みを引き出し、成長へと導く方向性を示すことを目的としています。このように、中野Companyは社員一人一人の理解とサポートを大切にし、過去の失敗を生かした戦略を策定しています。
過去の失敗からの学び
中野Companyが福利厚生に力を入れるきっかけは、代表中野の過去の失敗に起因しています。特に、創業2年目の2018年、急激な店舗数の増加に伴い、スタッフが短期間で大量に離職する窮地に直面しました。この経験を経て、適切なマネジメントが不足していたことを痛感し、人を理解するためのコーチングを学び始めました。
働きやすい環境作りを推進
「夢や目標を応援できる会社」を目指す中野Companyは、今後も飲食業界が敬遠されることのないよう、人材の守り手としての福利厚生の充実に努めていきます。また、SDGsの観点から、外国人社員の雇用を積極的に進め、多様性を尊重した職場作りにも取り組んでいます。
7月11日のデジタル書籍発売
さらに、25歳での独立をテーマにしたデジタル書籍「25歳で決めろ」がAmazon Kindleからリリースされる予定です。成功するための考え方や夢の育て方について、若者へのメッセージが詰まっています。
このように、中野Companyはただの飲食業界の一企業ではなく、スタッフ一人一人の成長を大切にする理念が根付いた、未来に向けて挑戦し続ける企業です。
会社情報
- 会社名
-
中野Company株式会社
- 住所
- 調布市仙川町3-9-7エテルノ上原B1F
- 電話番号
-
03-5315-3155