火災対策の新常識『fire limit 120』が提案する日常防災法
株式会社マカン(東京都港区、代表取締役:中村 規脩)は、9月1日を「防災の日」として、火災対策プロジェクト『fire limit 120』を始動しました。このプロジェクトは、火災が発生してから約2分以内に初期消火を行うことの重要性を伝え、生活に根付く防災行動を提案するものです。火災は、出火から迅速に対応すれば被害を最小限に抑えられるものですが、多くの人が火災を他人事と捉えがちです。
火災の恐ろしさを再認識しよう
日本は大自然災害の国であり、地震への備えは進んでいますが、火災に対する認識は低いままです。実際、令和6年には全国で37,036件の火災が発生し、1日あたり約100件もの火災が起きているのです(出典:総務省消防庁「令和6年版消防白書」)。火災の発生原因は人為的であり、これを予防することが可能です。
特に都市部では、地震による建物の耐震化が進んでおり、建物倒壊による危険度は減少していますが、火災による被害が多くを占めていることが現実です。火災による死者数は、地震時にも多く見られます。進化した建物に合わせて、火災への警戒も強める必要があります。
攻めの防災チェックリストの公開
本プロジェクトの一環として、従来の連絡先や備蓄品ではなく、「火が出た時にすぐに使える道具」を基にした『攻めの防災チェックリスト』が公開されました。このチェックリストは、家庭やオフィスでの「常備」から防火対策を考慮しています。
監修は防災士の幾田雅明氏。当リストを参照することで、普段から火災に対する備えを意識しやすくなります。普通の防災対策ではなく、日常生活の中に取り入れられる内容が重視されています。
初期消火ツール「FIRE OUT」の価格改定
さらに、プロジェクトの中核として初期消火ツール「FIRE OUT」の価格を見直しました。この製品は、軽量で片手でも使える設計が特徴です。従来の消火器に対し、ストレスなく使用でき、自宅やオフィスに一台備えておくことが推奨されています。
新価格
- - 単品:12,800円(旧価格16,500円)
- - 2本セット:22,800円
(いずれも税込)
また、特定の自治体では購入時に補助金の対象となる可能性もあります。このように、価格が改定されたことで、より多くの人に「FIRE OUT」を購入しやすくなります。
プロジェクトでは、火災を防ぐだけでなく、火を出してしまった時の行動についても考えを発信しています。
「FIRE OUT」の具体的な特徴
製品の特徴
- - 国内唯一、消火性能試験5項目合格
- - 通常の消火器の約1/6の重量、ペットボトルほどの軽さ
- - 安全な水系消火剤を使用
- - 衝撃に強いシームレス設計
- - 直感的に操作できるスプレー式
これにより、高齢者や子供でも扱いやすく、直感的に使用できる点が評判です。これが家庭に常備されていれば、万が一の時に非常に心強い存在となるでしょう。
まとめ
この『fire limit 120』プロジェクトは、火災に対する新たな意識の定着を目指しています。火災はいつ、どこで発生するか分からないリスクであり、日常の中での備えが必要です。手軽に使える道具を普段の生活に取り入れることで、私たちの命を守る一助となります。ぜひ、この機会に確認してみてはいかがでしょうか。