カーボンフリー新工場
2024-12-19 14:20:54

しろくま電力とヨロズが連携、カーボンフリーの新工場誕生!

しろくま電力とヨロズの新工場に見るカーボンフリーの未来



しろくま電力株式会社は、NCSアールイーキャピタル株式会社と提携し、岐阜県安八郡に新たな生産拠点を設立しました。この工場では、持続可能なエネルギー供給を実現するための太陽光発電を利用した電力供給システムが導入され、2024年1月の運転開始予定です。ここでは、ヨロズグループの一員であるYSMC(ヨロズサステナブルマニュファクチャリングセンター)が、屋根上と駐車場に太陽光発電設備を設置し、100%のカーボンフリーを達成します。

新工場の概要と取り組み



新設されたYSMCの工場では、2130kWの自家消費型太陽光発電設備が設置され、予想される年間の自家消費電力量は230万kWhに達する見込みです。これはCO2排出量に換算すると、年間約1070トンの削減に貢献することになります。発電設備はNaFによって所有され、しろくま電力は設計から施工、管理、電力供給まで一貫して担います。

この新工場の屋根上および従業員駐車場には、164台分のソーラーカーポートが設置されます。さらに、蓄電設備も取り入れられ、災害時には地域住民への非常用電源として供給されることが予定されています。このように新工場は、電力供給だけでなく、地域社会への貢献を目指した取り組みを展開しています。

ヨロズのカーボンニュートラルに向けた挑戦



ヨロズは、2022年から自社の持続可能性を高めるために、6つの拠点に電力供給を進めてきました。特に、ヨロズ大分には自家消費型太陽光発電設備を導入し、2040年のカーボンニュートラルを目指しています。これにより、ヨロズグループ全体が持続可能なビジネスモデルへ移行するための基盤を固めています。

PPAモデルのメリット



このプロジェクトでは、コーポレートPPA(Power Purchase Agreement)モデルが利用されており、企業が自社のスペースを利用して太陽光発電システムを設置し、その電力を長期契約で購入する形です。これにより、初期投資が必要なくなるため、企業にとっても負担が少なく、安定的な電力供給が実現します。この取り組みは、企業のプレミアムな環境価値を高め、安定経営に寄与します。

日本におけるソーラーカーポートの重要性



日本では、大規模な太陽光発電用地が限られている中、駐車場を利用したソーラーカーポートが今後の再生可能エネルギーの普及において重要な役割を果たすと指摘されています。このため、しろくま電力とNCSアールイーキャピタルは、さまざまなグリーンソリューションを提供することで、脱炭素社会の実現に貢献していく考えです。

未来への展望



しろくま電力は、引き続きヨロズグループが掲げるカーボンニュートラルの目標達成に向け、幅広い支援を行います。また、環境への配慮に努める企業は今後ますます求められる中、持続可能なエネルギー資源を探求し続ける姿勢を貫いていくでしょう。この連携は、グリーンエネルギーの展開においても一層の進展をもたらす期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
しろくま電力株式会社
住所
東京都港区芝大門2-4-6豊国ビル
電話番号
03-6868-5268

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