中・高生 探究の集い2024とは
2024年12月14日、兵庫県西宮市に位置する関西学院高等部で、約300名の全国各地からの生徒が集まる「中・高生 探究の集い2024」が開催されます。本イベントは、Classi株式会社の後援を受け、今年で三回目の実施となります。
探究学習の機会
関西学院高等部は2019年度から文部科学省の指定を受けた「WWLコンソーシアム構築支援事業」の拠点校として、探究学習をテーマに掲げています。今年度の「中・高生 探究の集い」では、生徒が自らの学習成果を発表し、専門家からのフィードバックを受けることを目的としています。
プログラム内容
イベントは、コンテスト部門とオープン部門の二つで構成されており、年々参加者の熱意と成果が向上しています。コンテスト部門では、大学の教授陣を前にプレゼンテーションを行い、審査員による評価が行われます。一方、オープン部門では、生徒同士の意見交換や対話を重視したポスターセッションが実施されます。
今年も全国から参加する中高生たちは、プレゼンテーションの後に交流会を通じて他校の生徒と意見を交わすことができ、さらなる学びの機会が提供されます。
教職員向けセミナー
また、教員向けのセミナーも実施され、教育現場での探究学習の意義について議論が行われます。昨今の大学入試の変化を踏まえ、地域の教師たちとのパネルディスカッションが予定されており、探究学習と入試の関連について深く考える機会になります。
参加方法と概要
参加は無料で、全国の公立私立の中学・高校から36校が活動し、約300名が参加予定です。2024年度のイベントは、関西学院大学の上ケ原キャンパスで行われ、高等部棟で開会式やプログラムが行われ、閉会式は中央講堂で行われます。
参加予定のプログラム
- - 開会式: 10:00~10:15
- - オープン部門(ポスターセッション): 10:35~12:30
- - コンテスト部門(審査員招いたプレゼンテーション): 10:30~12:30
- - 生徒交流会: 13:00~14:30
- - 教員セミナー: 13:00~14:10
- - 表彰式・閉会: 15:00~16:00
このような内容を踏まえ、学びに取り組む生徒と教員たちが新たな気づきを得て、次なる学びへとつなげていくことを期待しています。
関西学院高等部とClassiの役割
関西学院高等部は1889年に創立され、探究学習に特化した環境を提供し続けています。独自の教育プログラムを展開しつつ、WWL事業の拠点校としての役割も担っています。その中でClassi株式会社は、教育プラットフォームを通じて学習の支援を行い、生徒が主体的に学んでいける環境づくりを推進しています。
今年度も多くの熱意ある参加者たちにとって、忘れられない学びの場となることが期待されます。これからの探究学習の成長を見守りたいと思います。