不動産クラウドファンディングで新たな投資機会
近年、再生可能エネルギーの重要性が高まっています。そのなかで、電力の需給バランスを調整する役割を果たす「系統用蓄電池」が注目を集めています。ヤマワケエステート株式会社は、この分野において新しい投資機会を提供するため、系統用蓄電池用地 EXITファンドを2件公開しました。その詳細を紹介します。
ヤマワケエステートについて
ヤマワケエステートは、大阪を拠点に不動産クラウドファンディングサービスを展開している企業です。様々な不動産ファンドを提供することで、投資家に新たな選択肢をもたらしています。同社は今回、系統用蓄電池用地事業への進出を記念して、特定の地域における土地の蓄電池設置予定地を対象としたファンドを発表しました。
系統用蓄電池用地 EXITファンドの概要
EXITファンド#1
「系統用蓄電池 EXITファンド#1」は長野県下高井郡木島平村を対象とし、4,619.53㎡の土地に系統用蓄電池施設を設置する予定です。このファンドはすでに売却先との売買契約が締結されており、設置工事を行うのは賃借人となる株式会社野村屋です。運用期間は約12ヶ月で、利回りは約10%を想定しています。
EXITファンド#2
次に「系統用蓄電池 EXITファンド#2」は、静岡県地頭方の土地で、約1,134.19㎡を対象とします。こちらも株式会社野村屋が施工し、設置完了後に土地を売却予定です。同様に、運用期間は約12ヶ月、利回りは10%を期待しています。
蓄電池市場の成長と可能性
政府は2040年までに再生可能エネルギーの割合を40~50%に引き上げる計画を進めています。この方針を支えるのが系統用蓄電池であり、安定的な電力供給を実現するための重要な要素です。特に、変動する電力量を調整する役割を果たす蓄電池の需要は今後さらに高まるでしょう。
蓄電池は電気エネルギーを貯蓄し、必要に応じて放出する装置であり、近年の電気事業法の改正により、1万kW以上の蓄電所は「発電所」として認定されました。これにより、新たなビジネスモデルが生まれ、市場は急速に拡大しています。
株式会社野村屋について
本ファンドの施工を担当する株式会社野村屋は、大正2年に設立された老舗企業です。長野県を中心に多数の太陽光発電を行っており、安定した実績を持っています。再生可能エネルギーに関する知見を生かし、本ファンドの進行に貢献することで、地域のエネルギー問題解決にも寄与しています。
投資機会と今後の展望
ヤマワケエステートでは、系統用蓄電池用地ファンドを通じて地域の特性を活かした不動産開発を推進し、投資家に対して魅力的なリターンを提供します。このような新しいファンドの展開は、再生可能エネルギーの未来を形成する一貫しており、多くの投資家にとって新たな機会となるでしょう。今後も様々なプロジェクトを展開し、地域および社会に貢献していくことを目指しています。
ヤマワケエステートの詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
ヤマワケエステート公式サイト。