外国籍労働者のための新たな部屋探し支援サービスの展開

外国籍労働者向けの新たな部屋探しサポート

株式会社リベロが2024年10月6日に台湾で開催された「Work & Study in Japanフェア」に出展しました。このイベントには日本語を学ぶ外国籍の方々が多く参加し、来場者数は1,217名に達しました。リベロは、外国籍労働者のために日本での賃貸市場を解説し、部屋探しの方法を伝えることで、実際の需要を目の当たりにしました。

日本国内の外国籍労働者の現状

近年、日本の外国籍労働者数は急増しており、現在その数は200万人を越えています。厚生労働省のデータによると、外国籍の方を雇用する事業所も増加し、その数は約31万にのぼります。この膨大な数の外国籍労働者にとって、生活基盤を確保するためには、住居の確保が重要な課題となっています。

入居者の不安とオーナーの懸念

公益財団法人日本賃貸住宅管理協会の調査によれば、22%の外国籍入居者が希望する物件への入居を断られた経験があるとのことです。このような状況の中、来場者からは「部屋が見つかるか不安」や「契約書が理解できるか心配」といった声が多く寄せられました。また、オーナー側にも52.7%が外国籍の入居者とのトラブルを懸念しているため、外国籍の方々が安心して住むための支援が求められています。

リベロの取り組み

リベロは、外国籍の方がスムーズに部屋を見つけられるようサポートしています。同社は全国約3,000店舗の不動産会社と提携しており、幅広いエリアでの対応が可能です。入居希望者のニーズを事前に把握し、適切な物件を紹介することで、部屋探しの不安を解消します。また、トラブルや支払い遅延に対する対応も行い、オーナーにとっても安心して物件を貸し出せる環境を整えています。

期待されるサービスの展開

今回の出展を通じて、多くの法人から「手間が減る」「スムーズに受け入れができる」との期待の声が寄せられました。リベロは、今後は日本語学校や大学、さらには就職先企業との連携を強化し、新たなBtoBサービスを展開していく方針です。どのような企業でも外国籍の方々が安心して新生活をスタートできるような仕組みを目指しています。