新たな野菜プロジェクト
2025-03-17 15:49:49

ロック・フィールドとカゴメ、業務提携で未来の食卓を創造

株式会社ロック・フィールドとカゴメ株式会社が2025年3月11日、東京のロック・フィールド東京オフィスで共同記者会見を開き、業務提携契約を締結したことが発表されました。その提携のもと、新たにスタートするのが『野菜と共に創る未来プロジェクト』です。

このプロジェクトでは、健康寿命延伸、農業振興、持続可能な地球環境といった社会的価値と、両社の経済的価値を同時に高めることを目指しています。出席した両社の代表取締役社長、古塚孝志氏(ロック・フィールド)と山口聡氏(カゴメ)は、各々の企業理念と業務提携にかける思いを語りました。

両社の理念の共有



ロック・フィールドの古塚社長は、自然資本を通じてお客様に日本各地の旬な野菜を届けることが、食の豊かさと文化創造につながると強調しました。また、これまでに築いた生産者との関係を大切にし、双方向のフィードバックを行うことで、持続可能な農業の実現へとつながると述べています。

一方のカゴメの山口社長は、「畑は第一の工場」という理念のもと、農業から製品化までを一貫して行う重要性を強調し、ロック・フィールドとの提携を通じて新たな需要創造に取り組むことを楽しみにしているとのコメントがありました。

業務提携の目的と内容



両社は、2017年以来の「Social Good Collaboration」に基づき、野菜の栄養価とおいしさを専門にした商品開発を進めてきました。しかし、最近の食生活の変化や生産者の高齢化、異常気象によって、野菜の状況は厳しく、今こそ更なる協力が必要とされています。そこで新たな業務提携を結び、リソースの活用によって新たな価値を生み出すことを目指しています。

『野菜と共に創る未来プロジェクト』では、以下のようなテーマを掲げています。
  • - 健康寿命の延伸
  • - 農業の振興
  • - 持続可能な地球環境

具体的な取り組みとしては、リサイクル可能な資源の活用や共同による新製品の開発を含みます。たとえば、ロック・フィールドのカゴメ健康価値が高い野菜を用いた惣菜やサラダなどの創製が計画されています。

バリューチェーン全体にわたる協業



両社は、バリューチェーン全体を通じて協業を進め、具体的には以下の分野での協力を目指しています。
  • - 生産者の連携:共同産地開発や共同調達、野菜の端材利用を進めます。
  • - 商品開発:忙しい現代人の生活様式に合わせ、手軽に健康を意識した食品を展開します。
  • - 販売チャネルの相互利用:ロック・フィールドの商品をカゴメの通販で紹介するなど、幅広い顧客層へのアプローチを目指します。
  • - プロモーション活動:共同の健康セミナーや情報発信を通じて、野菜の摂取の重要性を啓発します。

共同セミナーとメニュー開発



会見においては、カゴメの研究員が『野菜と健康の関係』について講演し、ロック・フィールドからも協業をイメージした新メニューが展示されました。高β-カロテンにんじんのサラダなど、一緒に楽しめる健康的なメニューが並びました。

まとめ



この業務提携は、両社が持つリソースの相乗効果を最大限に活かし、未来へ向けた食卓のあり方を提案するものです。健康と持続可能を両立させる『野菜と共に創る未来プロジェクト』が、どのように展開されていくのか、今後が楽しみです。


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会社情報

会社名
カゴメ株式会社
住所
愛知県名古屋市中区錦3-14-15
電話番号
052-951-3571

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