海との共存を学ぶ
2024-07-30 19:46:48

アニメと声優で学ぶ海との共存の大切さ!次世代を担う子どもたちの挑戦

アニメと声優体験で海を学ぶ新たな試み



一般社団法人日本昔ばなし協会が主催する「アニメ声優にチャレンジして海を学ぼう!」が2024年7月24日に開催されました。このイベントは、港区立小中一貫教育校お台場学園の児童・生徒を対象とし、海とのつながりや共存の重要性を伝えるために企画されました。参加したのは、小学1年生から中学生までの28名です。この活動は、日本財団が進める「海と日本プロジェクト」の一環であり、次世代の海に対する理解を深めることを目的としています。

泳ぐように語る海の民話



イベント当日は、参加者が海についてのイメージを自由に語り、新たな発見をするところから始まりました。「魚がいっぱい」といったポジティブな意見から「汚れている」という現実的な意見まで、多様な考えが飛び交いました。このようなやり取りを経て、アニメ監督の沼田心之介氏が登壇し、海ノ民話アニメーションの制作背景について語りました。特に民話の舞台となる土地を自ら訪れ、経験したことがアニメの制作にどう活かされているか、具体的な例を交えて説明がありました。

続いて、参加者たちは「海ノ民話アニメーション」を視聴しました。アニメから学べる内容を真剣に受け止める姿が印象的でした。

声優体験で深まる海の理解



アニメーションに続いて行われたのは、声優体験です。声優の冨田泰代氏が参加者にプロのアフレコを披露し、その後、子どもたちがグループに分かれてパフォーマンスの練習を始めました。声を重ねる楽しさと難しさを感じながら、彼らはアニメのキャラクターに命を吹き込むかのように挑戦しました。冨田さんからのアドバイスで「元気よく発声する」ことを心掛けながら、練習に励む姿はとても熱心でした。

最終的に、発表が行われ、グループごとに互いにフィードバックを行いながら、一体感のある演技に挑戦しました。この体験から、子どもたちは「海にある恵みの大切さや、海との共存共栄について学んだ」との声が多く聞かれました。

事後には、沼田監督からアニメーションキャラクター入りの修了証書が贈られ、「次はどういう作品にチャレンジするか考えている」など、さらなる興味を示す意見が寄せられました。特に「海ノ民話アニメーション」をすべて見ることを約束する声が多く、今後の活動に対する期待が高まりました。

参加者の声



イベントに参加した子どもたちの感想には、海への愛と声優の夢が込められていました。「海が大好きなので、とてもうれしかったです。将来、声を届ける仕事をしてみたいです。」と語る子どもや、「今回たくさんアフレコをしたいです!」との意欲も見られました。これらの声は、彼らの意識が海や声優業にどれほど前向きであるかを示しています。

結論



このようなイベントを通じて、海との繋がりを深め、次世代に美しい海を残すための知識と意識が育まれることは非常に重要です。アニメーションという身近な媒体を通じて、未来の担い手である子どもたちが学び、体験し、共有することは、地域や生態系対策の一環として不可欠と言えるでしょう。今後もこのような活動が広がり、多くの子どもたちが海との関係を見つめ直す機会が増えることを期待しています。

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一般社団法人日本昔ばなし協会の取り組みは、海や文化の理解を深める場として、今後も多くの子どもたちに影響を与えていくことでしょう。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

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海と日本プロジェクト広報事務局
住所
東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561

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