未来のビルの姿
2025-03-31 16:23:20

空飛ぶクルマが描く未来のビルと都市の姿とは?

空飛ぶクルマが描く未来のビルと都市の姿



株式会社三菱地所設計が、2025年3月にフランス・カンヌで開催されるMIPIM 2025に初参加し、未来の都市と建物の新しい可能性を提示する「Seamless Mobility System(SMS)」を発表しました。このシステムは、地上から空へと拡張するモビリティの構想であり、人々の移動をよりシンプルかつスムーズにすることを目指しています。

MIPIM 2025での展望


MIPIMは、世界中の不動産関連者が集まる最大の見本市として知られています。三菱地所設計の加藤匠シニアアーキテクトが行ったSMSに関するプレゼンテーションは、多くの関心を集め、海外のデベロッパーやメーカーとの活発なディスカッションが展開されました。このプレゼンテーションを通じて、同社の先進的な視点と都市開発における技術力が強調されました。

SMSの概要


SMSは、次世代のモビリティ構想であり、キックボードや小型モビリティと共に空中移動を含むVTOL(垂直離着陸機)の提案を特長としています。これにより、都市空間の利用が自由度を増し、人々の利便性が向上することが期待されます。

VTOLの提案


2024年発表予定のVTOL構想は、個別に1人乗り、2人乗り、4人乗りモデルを提案しています。これらは、ヨーロッパでの意匠権申請中であり、未来のビルのデザインにも影響を与えることが想定されています。

未来のビルの姿


MIPIM 2025で発表されたSMSのコンセプトムービーでは、こうした技術がどのように未来のビルや都市を変えるかが描かれています。屋上に設置されたVTOLの離発着ポートは、ビルの新しい玄関として機能し、空中輸送や荷物の移動が可能になります。このシステムにより、1階部分の荷捌きスペースが縮小され、より開放的な都市空間が実現されるのです。

モビリティハブ空間


さらに、複数のモビリティ機能が共存する「モビリティハブ空間」という新しい概念も盛り込まれています。地上や空中からの直接アクセスが可能なこの空間は、キックボードや搬送ロボットのポートが整備され、働く人々の新しいスタイルを生み出すでしょう。こうした変化は、オフィスの使用方法や仕事の仕組みにも影響を与える可能性があります。

社会提案としてのSMS


三菱地所設計は、ただのモビリティを描くだけでなく、それがもたらす新しい市街地やビルの可能性を提案することに重点を置いています。SMSは、進化した移動手段が組み込まれた未来のまちと建築のあり方を示しています。これにより、都市のデザインがどのように進化するか、新しい価値が生まれるかを追求しています。

結論


未来のビルは、空飛ぶクルマと都市のすべての要素を融合させる新しい構造を持つことが期待されています。MIPIM 2025での三菱地所設計の発表は、その実現に向けた重要な一歩といえるでしょう。これからの都市計画や建築のデザインにおいて、SMSの可能性は計り知れないものがあります。

ぜひ、セミナーや関連リリースにも注目し、次世代の都市の形を共に考えていきましょう。


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会社情報

会社名
株式会社三菱地所設計
住所
東京都千代田区丸の内2-5-1 丸の内二丁目ビル
電話番号

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