顔認証新時代
2025-05-13 10:46:00

パスロジとNECが手を組み、日本初の顔認証ソリューションを発表

日本初の顔認証技術を使用したセキュリティソリューション



パスロジ株式会社が、NECが提供する「Bio-IDiom 顔登録Webサービス」の顔認証機能を法人向け多要素認証ソリューション「PassLogic」に組み込むと発表しました。これにより、国内企業として初めての顔認証機能の導入が実現します。この取り組みは、サイバーセキュリティを強化し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援することを目的としています。

背景と課題の重要性


近年、企業はサイバー攻撃の脅威にさらされており、特に従来のパスワード認証では防ぎきれないフィッシング攻撃やアカウント侵害が深刻な問題となっています。このような背景から、顔認証を取り入れた多要素認証ソリューションへのニーズが急増しています。特に、軽視されがちなパスワード管理の問題を解決する選択肢として、多要素認証が注目されています。

パスロジのPassLogicとNECの技術


パスロジの「PassLogic」は、企業の様々な認証上の課題を解決するためのソリューションです。これまでに8種類の認証方法をサポートしており、今回のパートナーシップにより、顔認証の導入が加わることで、認証方法の選択肢がさらに広がります。これにより、企業は自社のニーズに応じた最適な認証方法を選ぶことができるようになります。

NECの顔認証クラウドサービスは、世界でも最高水準の精度を誇ります。特に、アメリカの国立標準技術研究所によるテストで複数回にわたり最高評価を受けており、その実績は信頼性の証です。そのため、パスロジの多要素認証ソリューションにこの技術が組み込まれることは、企業にとって大きなメリットと言えるでしょう。

使いやすさと導入のしやすさ


「PassLogic」とNECの顔認証機能は、ユーザーにとっての使いやすさを重視して設計されています。専用の端末を必要とせず、ただブラウザを使うだけで認証を完了できるシステムにより、導入が容易になります。認証の流れも直感的で、初めて利用する人でもスムーズに操作できる点が魅力です。

幅広い導入可能性


この新しい認証ソリューションは、金融機関のオンラインバンキング、医療機関の患者情報管理、製造業のリモート工場管理など、様々な業界での活用が期待されています。リモートワークやクラウドサービスの普及に伴い、セキュリティが重要視されていますが、こうした多要素認証は特にそのニーズに応えるものであると言えるでしょう。

担当者の見解


パスロジの代表取締役社長、小川秀治氏は「NECとの提携により、より安全な認証基盤を構築できることに大変期待しています。今後もデジタルトランスフォーメーションの進展に寄与する製品を展開していきたい」とコメントしています。さらに、NECのバイオメトリクス部門の樋郡崇朗氏も「日本市場において、より安全で使いやすい認証システムの提供に貢献できることを嬉しく思います」と語っています。

今後の展開


パスロジとNECは、今後もこの提携を深化させ、さらなる機能の拡張や新たな市場展開を視野に入れていく方針です。特に、リモートアクセスに対応した包括的なセキュリティソリューションの提供は、今後ますます需要が高まることでしょう。新製品に関するお問い合わせは、公式サイトからのフォームを通じて行うことができます。

この提携は、日本のサイバーセキュリティ強化の一助となり、企業や市場に新たな標準を打ち立てる可能性を秘めています。


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会社情報

会社名
パスロジ株式会社
住所
東京都千代田区神田神保町1-6-1タキイ東京ビル
電話番号
03-5283-2263

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