友だちと学ぶことで勉強意欲が向上する新しい発見

株式会社クラウドスタディが運営する勉強記録共有SNS「Studyplus」が新たな分析結果を発表しました。最近のデータにより、ユーザーが友だちを多く持つほど、勉強を継続しやすくなることが明らかになったのです。この発見は、単にSNSがエンターテインメントのためのものとして利用されるだけでなく、学びの場においても大きな役割を果たすことを示唆しています。

友だちの力が勉強を変える

Studyplusの分析では、ユーザーの友だち数とその勉強時間が関連していることが分かりました。具体的には、友だちの数が多いほど、これまでの勉強時間が長くなる傾向があるのです。また、継続して勉強を行った日数も友だち数に比例しているという結果が出ています。これは、SNS上での友だちが互いに励まし合い、勉強を続けるためのモチベーションを高め合う効果があることを示しています。

図1では友だちの数と総計勉強時間の関係が示され、図2では友だちの数と継続日数が関連していることを示しています。

ソーシャル×学習の有効性

従来から、学校や塾で友人たちと共に学ぶことが勉強の意欲を高めると考えられてきました。Studyplusはデジタルの世界でそのソーシャルな要素を再現し、友だちと一緒に感じる学びの楽しさを提供することに成功しています。このように、Studyplusはユーザー同士のコミュニケーションを通じて、勉強への持続的な取り組みを促しています。

Studyplusの特長

Studyplusは、資格試験や大学受験を目指す学びの仲間が互いに支え合うプラットフォームです。ユーザーは自分が学んだ内容や勉強時間、勉強量を記録し、友だちと共有することができます。また、自分の使っている教材を自由に登録でき、ストップウォッチ機能や学習管理ツールとしてのグラフ化も利用できます。このように、Studyplusは単なる記録ツールにとどまらず、学びを支えるコミュニティにもなっています。