アースデイ東京2025
2025-05-29 10:55:40

ワーカーズコープが手掛けるアースデイ東京2025の活動と環境への取り組み

地球の未来を考える:アースデイ東京2025への取り組み



2023年7月、国連総長が「地球は沸騰している」と述べたように、我々は環境問題に向き合わざるを得ない時代に突入しています。その中で、ワーカーズコープ・センター事業団が実施した「アースデイ東京2025」の活動はとても重要な意義を持っています。

環境・気候非常事態宣言



ワーカーズコープ連合会は、2020年1月に「環境・気候非常事態宣言」を発表し、環境に配慮した事業運営を推進しています。この宣言に基づき、2020年代に入ってからは様々な環境保護活動が実践されています。

アースデイ東京2025の開催



今年も代々木公園で「アースデイ東京2025」が行われ、約8万5千人が来場しました。ワーカーズコープはこのイベントにおいて、エシカルな生産物の販売や環境に優しいワークショップを通じて、来場者に循環型社会の重要性を楽しく学んでもらう場を提供しました。

特に注目されたのは、環境に配慮した電力供給の取り組みです。電力は従来のガソリン発電機から、BDFを燃料にしたディーゼル発電機に切り替えられ、環境負荷の軽減が図られました。さらに、ジャクリージャパン社から提供されたソーラーパネルを用いて蓄電池を充電し、出展者は柔軟に電力を使うことができるシステムも整えられました。

廃食油の回収とCO2削減



イベント中には、あぐりーんTOKYO事業所と自由の森学園が協力し、廃食油の回収も行われました。450リットルもの廃油が集まり、CO2の排出量は軽油と重油に換算して1,183.5kgも削減されました。これは環境問題に対する、我々の意識が一層高まる結果と言えるでしょう。

エシカルなライフスタイル



アースデイ東京では、エシカルな暮らしを提案するブースもあり、来場者はパレスチナのオリーブオイルなどの生産物を通じて、消費の選択が環境に与える影響について考える機会が提供されました。子供向けの野外学童やリハビリ体験もあり、世代を超えた学びの場となりました。

未来へのビジョン



ワーカーズコープの「環境・気候非常事態宣言」は、持続可能な社会の実現に向けた具体的な行動を呼びかける重要なメッセージです。気候変動に立ち向かうために2050年までに全ての環境負荷をゼロに向け、2030年までに温室効果ガスを50%削減するという目標が掲げられています。

このような取り組みは、協同労働による社会変革を通じて、より平和で持続可能な未来を築くことを目指しています。今後も、日本各地での環境保護活動と連携し、地域に根ざした活動を広げていくことで、持続可能な社会を実現していくことが期待されます。

アースデイ東京2025は、環境問題についての意識を高める重要なイベントであると同時に、自分たちの生活習慣を見直すきっかけとなる場でもあります。これからも私たちは、未来のためにできることを考え、実行していく必要があります。


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会社情報

会社名
労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団
住所
東京都豊島区東池袋1-44-3池袋ISPタマビル7F
電話番号
03-6907-8030

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