株式会社文化通信社(代表取締役:山口健)は、2023年3月7日、メディア企業が記事やコンテンツを相互に利活用できるプラットフォーム「MediaLink」に新たに広告機能を導入しました。これにより、今までのコンテンツ販売・購入に加えて、発信者が料金を支払う形での広告取引が可能となります。
「MediaLink」は、新聞、雑誌、書籍、地域紙、Webメディアなど、さまざまなメディア企業が参加するクローズドサイトです。参加する企業は、自社の紙面やサイトに掲載するために、他社が登録した記事やコンテンツを有料で購入できます。この新たな広告機能により、より多くのメディア企業が相互にビジネスを行う機会が増えることが期待されています。
広告機能の詳細
新たに追加された「MediaLink」広告機能では、以下のことが可能となります。
- - 広告提供企業は、記事広告や純広告(テキスト、PDF、JPEG画像)を登録し、具体的な掲載価格や媒体の条件を設定して投稿できます。
- - 広告掲載企業は、検索機能やメールマガジンを使って、記事広告や純広告を探すことができます。また、登録された広告を自社媒体に掲載して掲載料を得ることも可能です。広告の価格や条件については、広告提供企業と掲載企業が直接交渉できます。
投稿の流れと料金
このプラットフォームの利用登録には、初期費用として10,000円(税別)が必要です。さらに、広告取引が成立した際には、広告提供社から広告料金の10%、最低3,000円(税別)が取引手数料として徴収されます。ただし、当面の間は運用管理費は無料です。
登録申し込みは、専用のウェブサイトまたはメールでMediaLink事務局に連絡することで行えます。会社名や担当者名、メールアドレスを記入し、申し込むことで、事務局からの招待メールが届きます。このメールからサイトにアクセスし、必要事項を登録することにより、利用を開始できます。
新たなコンテンツの世界
「MediaLink」とは、参加企業が投稿する記事や広告が新着順に掲載されるプラットフォームであり、掲載希望の旬なコンテンツを簡単に見つけることができます。文化、歴史、芸能、人物、食、旅などの、広範な分野のコンテンツが中心であり、特に広告やパブリシティ記事を投稿することが可能です。
このように、文化通信社が提供する「MediaLink」は、広告機能を通じてメディア企業同士の相互利用をさらに促進し、より多くの人々にリアルタイムで情報を届ける強力なプラットフォームとして成長しています。今後の展開に、ぜひ注目していきたいところです。