日本香堂ホールディングス、450年の歴史を綴る新書籍『日本の香』を発表

日本香堂ホールディングスが450年の節目に『日本の香』を出版

株式会社日本香堂ホールディングスは、450年の節目を迎え、香文化の深さと美意識を探求する書籍『日本の香』を2025年4月22日にリリースします。この書籍は、日本の香りを考える上で欠かせないテーマ「香りとは何か」、「美意識とは何か」に深く切り込み、その歴史的背景や文化的な側面を豊かなビジュアルと共に紹介します。

書籍の内容と背景

『日本の香』はオールカラーのビジュアルブックであり、歴史的資料や貴重な香木の写真が豊富に掲載されています。書籍は、聖徳太子の時代から現代に至るまで、各時代における日本人と香りとの関係性を探求しつつ、日本人特有の美意識や文化的価値を解き明かしていきます。

これまで香文化について書かれた書籍は多くありますが、部分的な情報に留まるものが多かった中、本書はその網羅性と正確性を目指し、約2年の歳月をかけて制作されました。日本香堂は、その豊かな経験と知識を基盤に、より多くの人々に香りの魅力を伝え、香文化を未来へと繋げることを目的としています。

450プロジェクトとその意義

また、本書は同社が展開する「450プロジェクト『聞く〜awake your spirit〜』」の基礎ともなる重要な一冊です。このプロジェクトは、香文化を国内外の人々に伝えることを目的としており、「過去・現在・未来」という三つのフェーズを軸に展開されています。本書がその最初のステップとなり、香りの奥深さ、美しさを広める役割を果たします。