障害者自立支援機器交流会2024が開催へ
障害者の自立支援に寄与する機器のニーズと技術のマッチングを目的として、「ニーズ・シーズマッチング交流会2024」が開催されます。第一弾として、2024年10月からWeb開催がスタートし、その後11月には大阪、12月には東京にて対面での交流会も行われます。
交流会の目的
この交流会は、障害者や支援者のニーズをとらえ、そのニーズに応じた支援機器の開発を促進することを目的としています。特に、開発の早期段階から障害者の実際の要求を反映させることが重要です。参加者は、これまでの支援機器の成果や試作中の新たな技術に触れることができ、自由に関係者との意見交換を行うことができます。
出展内容
今年度の交流会には多くの企業が参加し、それぞれの場所で展示が行われます。例えば、大阪会場では46社が出展し、東京会場では77社が参加予定です。また、Web開催には88社が出展します。出展される支援機器は身体障害、視覚障害、聴覚障害、高次脳機能障害、知的障害、精神障害など、幅広いジャンルにわたります。
このイベントでは、試用体験や出展者との意見交換が行えるほか、基調講演や専門の講演も実施され、多様な視点からの情報交換が期待されています。実際にマッチングが行われる場とすることで、開発者は具体的なニーズに基づいた機器の設計が可能になります。
開催概要
Web開催
- - 日時: 2024年10月1日(火)~2025年1月31日(金)
- - 内容: Webセミナーの公開や問い合わせフォームによる出展者との交流
大阪会場
- - 日時: 2024年11月25日(月)~27日(水)
- - 会場: OMM (2階展示Aホール、Fホール)
- - アクセス: 京阪電車または谷町線「天満橋」駅から直結
- - 内容: 機器の展示や試用体験、意見交換、講演など
東京会場
- - 日時: 2024年12月10日(火)~12日(木)
- - 会場: 東京都立産業貿易センター浜松町館(5階展示室)
- - アクセス: JR「浜松町」駅から徒歩5分
- - 内容: 大阪と同様に、機器展示や試用体験、意見交換、講演など
サポート体制
いずれの会場でも手話通訳、要約筆記、失語症意思疎通支援者が常駐し、参加者がよりスムーズに交流できるようサポートします。
事前登録・情報発信
事前登録を行うことで、当日の受付がスムーズになります。また、テクノエイド協会はSNSを通じて参加機器の情報発信も行っており、興味のある方はぜひ確認してみてください。
公式サイトこちらから詳細や事前登録が可能です。実用的な支援機器の発見だけでなく、充実した情報を得る貴重な機会となることでしょう。ぜひご参加ください。