千葉市は、公立中学校の部活動改革として、段階的に地域のスポーツクラブや民間へ委ねる「地域移行」を進めています。少子化や教員の負担軽減などの課題を背景に、令和5年度から実証事業を開始し、令和6年度には対象校・部活を大幅に拡大し、土日の部活動の地域クラブへの移行を推進しています。
この取り組みにおいて、地域クラブ活動の運営事務局を務める株式会社オークスベストフィットネスは、業務効率化のためにスポーツテック企業のユーフォリアが提供する「Sgrum」を採用しました。Sgrumは、スポーツ団体や習い事教室、自治体などを中心に約1,600加盟店が利用しているスクール・部活動運営管理のためのDXプラットフォームサービスです。
Sgrumは、会員への連絡網機能を基盤に、月謝徴収、チーム内でのグッズ販売管理など、スクール運営に必要な機能をアプリを通じて提供しています。オークスベストフィットネスは、Sgrumを活用することで、地域クラブ活動の運営を効率化し、生徒にとってより充実した活動環境を提供することを目指しています。
千葉市は、Sgrumの導入によって、部活動地域移行をスムーズに進め、持続可能で充実したスポーツ環境づくりを目指しています。ユーフォリアは、Sgrumを通じて、地域クラブ活動の活性化に貢献し、子どもたちのスポーツ機会の拡大に力を入れていきます。