スマホで手軽に天体観測!ビクセンがZWO製天体望遠鏡『Seestar S30』予約販売開始
株式会社ビクセンは、ZWO社製の次世代天体望遠鏡『Seestar S30』の予約販売を2024年11月15日より開始しました。春頃の発売を予定している本製品は、スマートフォンと接続して簡単に天体撮影ができる画期的なアイテムです。
誰でも手軽に天体写真撮影
『Seestar S30』最大の魅力は、その手軽さです。スマートフォンと本製品だけで、初心者でも美しい天体写真を撮影できます。専用アプリ「Seestar」を使用することで、直感的な操作が可能。複雑な設定は一切不要で、カメラが自動で天体を認識し、撮影から画像処理まで行ってくれます。天体観測の敷居を大きく下げる革新的な製品と言えるでしょう。
軽量コンパクトで持ち運びも簡単
三脚を含めた重量はわずか1.7kgと軽量で、コンパクトな設計も魅力です。付属の三脚は専用ケースに収納できるため、持ち運びも容易。場所を選ばずに天体観測を楽しめます。バッテリー内蔵で、別途準備する必要がない点も嬉しいポイントです。三脚の水平調整を行い本体を取り付けるだけで、すぐに撮影準備が完了します。
直感的に操作できる「Seestar」アプリ
専用アプリ「Seestar」は、初心者にも優しい設計がされています。「星図表示(SkyAtlas)」や「今晩のおすすめ」機能により、現在見えている天体を簡単に確認し、導入できます。天体に関する知識がなくても、手軽に撮影を始められるのは大きなメリットです。さらに、星雲星団モード、太陽系モード、風景モードの3種類の撮影モードを搭載。それぞれの撮影対象に最適な処理をアプリが自動で行ってくれます。
都市部でも鮮やかな天体写真撮影が可能
『Seestar S30』は、光害カットフィルターを内蔵しているため、街明かりの影響を受けやすい都市部でも、鮮やかな天体写真を撮影できます。フィルターのOn/Offはアプリで簡単に切り替えられます。この機能により、都会に住む人でも天体観測を楽しめるようになりました。
高精度光学設計と高感度センサー
3枚玉アポクロマートの光学系を採用することで、色収差を抑えたクリアな視界を実現しています。高精度な光学設計と高感度センサーにより、星のディテールを鮮明に捉えることが可能です。
レンズヒーター機能でクリアな視界をキープ
長時間撮影を行う際、レンズの温度低下による曇りを防ぐため、レンズヒーター機能を搭載。クリアな視界を維持し、安心して天体撮影に集中できます。
太陽フィルターで安全な太陽観測
太陽フィルターが付属しており、安全に太陽の撮影や観察が可能です。太陽の観察は専門知識が必要なため、安全に配慮した設計は高く評価できます。
日中も高倍率カメラとして活躍
日中は、焦点距離約1000mm相当の高倍率カメラとして使用できます。遠くの風景や野鳥などを撮影するなど、幅広い用途に対応します。
広角カメラ搭載で風景撮影も可能
広角カメラも搭載されており、リアルタイムで切り替えが可能です。ファインダー代わりにもなり、風景撮影の幅も広がります。
まとめ
『Seestar S30』は、その手軽さと高性能を両立した、革新的な天体望遠鏡です。初心者から上級者まで、幅広いユーザーに満足していただける製品と言えるでしょう。予約販売開始を機に、多くの人が星空の美しさに触れる機会が増えることを期待しています。