逆転のチャンスを逃した福岡
10月19日、りそなグループBリーグで行われたライジングゼファーフクオカ対アルティーリ千葉の試合は、福岡が74対80で敗れました。前半の展開で優位に立たれたものの、後半に入ってから粘りを見せるも、最後まで逆転には至りませんでした。
試合の流れ
試合は初めからA千葉がリードを奪い取ります。福岡は#25のバーレルが早々に得点を挙げるも、A千葉の#0木田や#5前田の高確率な3ポイントシュートで徐々に点差が広がります。1Qでは29対16、最大16点の差がつく中、福岡は我慢の時間帯が続きます。
しかし、試合の流れを変えたのは福岡の#8スミス。彼がカウントプレーを成功させると、#1中村の連続3ポイントシュートで点差が縮まります。さらに、#34アギラールの豪快なブロックからバーレルのダンクシュートへと繋げ、福岡は追い上げを見せ、前半は8点差で折り返します。
後半の展開
後半に入ると、福岡はディフェンスを強化し、逆転を狙いにいきますが、A千葉のファウルを誘発してフリースローを許してしまいます。それでも、#12寒竹の3ポイントシュートやバーレルのブザービーターで食い下がり、最終クォーターに突入。
ハーフタイム後の第4Qではスミスのインサイドプレーやアギラールの3ポイントシュートが決まり、一時は6点差にまで詰め寄るものの、最終的には逆転には至らず、74対80で試合を終えました。
コメントと反省点
試合後、FC福岡の浜口炎ヘッドコーチは「A千葉の強さを抑えられなかった」とし、特にリバウンドやファストブレイクからの失点を悔やみました。また、ターンオーバーが試合に影響したと語り、チームとしての課題を浮き彫りにしました。
選手たちもそれぞれの感想を述べました。#24谷口選手は、チームの新体制における動きについて言及し、「終盤のミスを減らし、プレーの強度を上げたい」とコメントしました。
一方、#0會田選手は「大差で勝つよりも、自分たちのバスケットを保ちながら戦ってきたい」とし、次の試合に向けての調整を重視する姿勢を見せました。
次戦に向けて
シーズンは始まったばかりであり、福岡にとってこれからの道のりには多くの課題が待っています。チームとしてすべきことは明確であり、さらなる成長を期待します。次回はこの経験を活かし、さらなる高みを目指して戦ってほしいものです。
ハイライト映像
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