内定辞退を防ぐ新しい形!オンライン謎解き研修が始まる
企業にとって新卒者の内定辞退は大きな課題です。近年、労働人口の減少とともに採用市場の競争が激化し、多くの学生が複数の企業から内定を得るようになっています。実際、パーソル総合研究所の調査によると、約65%の調査対象者が2社以上から内定を取得し、辞退した企業数は平均3.4社にも上ります。このような現状において、企業は内定辞退を防ぐための新たな方策を模索しています。
新卒者をターゲットにした研修
そんな中、株式会社ONDO(香川県高松市)が2025年3月より提供するオンライン型の謎解き研修「目指せ100兆円!謎解きユニコーン」が注目されています。本研修は新卒者の内定辞退防止だけでなく、コミュニケーションの活性化を図ることを目的としています。人事担当者にとって、内定者フォローの質を高めることは重要です。交流イベントや社内見学などの実施が効果的とされていますが、実行には多くの時間とコストがかかるのが実情です。
オンラインでの実施
そこで登場したのがこの研修です。本研修はオンラインで実施できるため、場所を選ばず、参加者の負担も軽減されます。参加者は物語の主人公となり、ミッションをクリアするために協力して謎を解くという形式。この体験を通じて、参加者は互いにコミュニケーションを図りながら、結束力や協力意識を高めることができます。この形式は、遊び心を持ちながらもビジネス感覚を取り入れており、内定者に運営される非日常的な体験として楽しんでもらえます。
なぜ謎解き研修なのか?
謎解きイベントは、ただ楽しむだけでなく、チームビルディングやコミュニケーションの向上にも寄与します。参加者はそれぞれの役割を持ち、協力し合って問題解決に取り組むため、自ずとリーダーシップや協力の大切さを学ぶことができます。また、北海道や九州などの地方自治体でも謎解きイベントの需要が増えており、市場規模は500億円以上、年間参加者数は500万人以上とも言われています。
研修の特徴
「目指せ100兆円!謎解きユニコーン」の主な特徴は以下の通りです。
1.
業務に関連したテーマ: 参加者は協力してユニコーン企業を目指し、たくさんの謎を解くことで時価総額を上げていきます。
2.
参加者を選ばない柔軟性: 最大80人まで対応可能で、謎解きの難易度も調整されています。
3.
習熟したツールを使用: ZoomとLINEだけで実施できるため、特別な準備は不要です。
4.
豊富な実績に基づく設計: 地元の資源を生かしたコンテンツが充実しています。
結論
内定辞退は人材不足が深刻化する中で、企業にとってますます大きな問題となっています。ONDOのオンライン謎解き研修は、その解決の一助ともなり得るでしょう。今後、企業はこのような新しい形の研修を取り入れることで、優秀な人材を確保し、内定辞退の問題に対処していく必要があります。研修の詳細はONDOの公式ウェブサイトから確認可能です。