株式会社メディアインキュベートが提供する新しいサービス「イノベーターズ30」は、新規事業開発担当者やコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)担当者を対象にしたオンライン情報交換サービスです。このサービスは、同じ立場で奔走するビジネスパーソンたちが互いの課題や事例をシェアすることで、業界全体のイノベーションを促進することを目的としています。
「イノベーターズ30」は、参加者の完全無料でのマッチングを支援します。大手企業(売上500億円以上)の正社員が対象で、参加者同士の守秘義務契約を締結することで、安心して本音を交わすことができます。さらに、競合企業とはマッチングしない仕組みがあるため、安心して情報交換を行えます。
このサービスは、30分という短い時間で以下のような内容を共有します。まず、自分が直面している課題や探索しているテーマを話し合います。また、必要とされる技術やパートナー、そして社内での推進に関するノウハウなども共有可能です。さらに、過去の成功や失敗の事例を交えながら具体的な情報交換が行われます。
「イノベーターズ30」では、具体的な情報交換テーマの例として、Proof of Concept(PoC)を事業化する方法や、経営層の承認を得るコツ、スタートアップとの協業の進め方、社内の抵抗勢力との向き合い方、KPI設定の悩みなどが挙げられます。これらのテーマは、多くの新規事業担当者が直面している普遍的な課題であり、実践的な対策を話し合うことで相互理解を深めることができます。
参加希望者は、企業のメールアドレスを用いて申し込みを行う必要があり、審査に通過すると守秘義務契約を締結します。その後、AIが最適なマッチングを提案し、最終的に30分間のオンライン情報交換が実施されます。この過程を通じて、参加者は新たなビジネス機会を探索することも可能になります。
株式会社メディアインキュベートの代表取締役、浜崎正己氏は、「新規事業担当者は企業の未来を創る重要な役割ですが、しばしば孤独を感じています。他社の担当者と課題を共有することで、日本の企業全体のイノベーションを加速できると信じています。まずは30分、本音で話すことから始めましょう」とコメントしています。
この「イノベーターズ30」は、日本の新規事業開発の現場において、情報交換の重要性を再認識し、実際に行動を起こす契機となることでしょう。参加を希望する方は、公式ウェブサイトを通じて詳細を確認し、申し込みを行ってみてはいかがでしょうか。