Axcxept社が日本語AIオープンモデル開発の資金を募る
Axcxept株式会社が日本語処理能力に特化したオープンAIモデル「EZOシリーズ」の開発資金を提供するため、クラウドファンディングをCAMPFIREプラットフォームにて開始しました。このプロジェクトは、日本語のAI技術を世界の頂点へ引き上げることを目的としています。
プロジェクトの概要
本プロジェクトでは、日本語処理能力において世界最高水準を目指しており、目標金額は1,000万円。クラウドファンディングは2024年9月末まで実施されます。支援者にはさまざまな特典が用意されており、プロジェクトの公開URLも設けられています。
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プロジェクトの意義
Axcxept社は、このプロジェクトを通じて日本から世界に向けて高い性能を持つAIを発信するだけでなく、オープンな開発環境を提供します。これにより、幅広い利用やさらなる開発が促され、革新の可能性が広がると期待されています。また、AI技術の発展を通じて日本全体の技術力を底上げすることも目指しています。
Axcxept社の実績
Axcxept社は、これまでに「EZO」や「Borea」といったAIモデルを開発し、多くのユーザーから高い評価を得てきました。特に、計量モデルにおける日本語性能の高さが注目されています。最近では、その精度がアップデートを重ねながら向上しており、特に「gemma-2-9B」モデルは軽量でありながらも、高性能を誇ります。また、「Llama-3.1-70B」モデルではOpenAI社の技術に匹敵する成果を上げています。
プロジェクトの背景
代表取締役の宝達和哉氏は、このプロジェクトを技術開発以上の意義があると捉えています。「日本語を使う私たちが、自信を持つことが大切です。このプロジェクトは、日本の誇りを取り戻す挑戦でもあります。」と語り、AI分野での日本のリーダーシップを強調しています。
開発スケジュール
プロジェクトはすでに2024年8月から新しいトレーニング方法の研究を開始しており、9月には大規模モデルのトレーニング実験が行われる予定です。その後はテストと改良を重ね、2025年1月には最新モデルのテスト版をリリースし、3月には「EZOシリーズ」を一般公開する計画です。
支援者へのリターン
支援者には、様々なリターンが提供されます。プレスリリースやTwitterでの紹介、専用コミュニティへの参加権、オンラインコンサルティングなどがあります。また、EZOシリーズの早期アクセス権や次世代AI技術レポートの配信も特典として含まれています。
代表取締役のコメント
宝達氏は「このプロジェクトを通じて、日本の技術力や創造性を全世界に示し、AI分野での主導的な役割を果たすきっかけにしたいと考えています。」と述べ、プロジェクトの重要性を訴えています。
支援のお願い
Axcxept社は、日本のAI技術の発展に向けて個人や企業からの支援を求めています。本プロジェクトが成功することで、日本発の魅力的なAIモデルが共創されていくことを期待しています。
会社概要
- - 社名:Axcxept株式会社
- - 代表:宝達和哉
- - 所在地:札幌市白石区東札幌5-1-1-1札幌市産業振興センター
- - 事業内容:AI言語モデルの開発・提供、AIシステム開発、等
- - ホームページ:axcxept.com
お問い合わせや支援については、代表の宝達氏までご連絡ください。次世代のAI技術をともに創り上げていきましょう。