訪問看護支援の新展開
2022-03-16 16:04:10

シグマクシス・インベストメント、eWeLL社株式取得で訪問看護の未来を支える

シグマクシス・インベストメント、eWeLL社の株式を取得



2023年、シグマクシス・インベストメントは、訪問看護に特化したクラウド型電子カルテを提供する株式会社eWeLLの株式を取得しました。この決定は、増加する高齢者人口や新型コロナウイルス感染症の影響にともなう在宅療養需要の高まりを背景に、訪問看護ステーション業務のデジタル・トランスフォーメーションを進めるeWeLL社の成長性を評価した結果です。

eWeLL社の革新技術



eWeLL社は、訪問看護ステーション向けの業務支援サービス『iBow(アイボウ)』を開発・提供しています。このサービスは、全国47都道府県で2,000を超える訪問看護ステーションに導入され、慢性期医療情報のデジタル化に貢献しています。利用者は、紙ベースのマニュアル管理から解放され、業務の効率化とサービス品質の向上を図ることができます。

さらに、eWeLL社は新薬の在宅治験の支援といった新たなサービスを展開し、医療従事者が求める情報の利活用を推進しています。この商品群は、特に在宅医療が重要な役割を果たす日本の現状において、患者や医療従事者の両方にとって非常に大きな価値をもたらします。

訪問看護業界の重要性



日本では高齢者の数が増加する一方で、在宅療養を希望する人々も着実に増えています。このような背景において、訪問看護ステーションは社会的な支柱としての役割を果たしています。シグマクシス・インベストメントは、その需要が今後さらに高まると予想し、eWeLL社とのパートナーシップを強化する方針です。

株式取得の詳細



シグマクシス・インベストメントは、2022年2月22日にeWeLL社の新株予約権を譲り受け、3月14日にその行使を通じて、eWeLL社の普通株式1.6%を取得しました。その取得金額は1.35億円とされています。この株式の取得は、eWeLL社のさらなる成長支援を目的とし、双方にとって互いの競争力を高める良い機会となるでしょう。

持続可能な未来を見据えて



シグマクシス・インベストメントは、地球資源の賢い活用を重視し、「リジェネラティブ&ウェルビーイング」という理念の下、持続可能な社会の実現に向けた投資を推進しています。訪問看護分野での新しい投資先とともに、これからも社会価値の創出に貢献していくことでしょう。

企業情報


eWeLL社


  • - 設立: 2012年6月11日
  • - 本社: 大阪府大阪市中央区備後町三丁目3番3号
  • - 代表者: 中野 剛人
  • - 事業内容: 訪問看護ステーション向け業務支援サービスの提供
  • - ウェブサイト

シグマクシス・インベストメント


  • - 設立: 2021年4月
  • - 所在地: 東京都港区
  • - 親会社: シグマクシス・ホールディングス(東京証券取引所一部上場)
  • - ウェブサイト

シグマクシス・インベストメントは、訪問看護の未来を見据えた革新に取り組み、地域社会に貢献する存在として、今後も注目されることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社シグマクシス・インベストメント
住所
東京都港区虎ノ門 4-1-28虎ノ門タワーズオフィス9F
電話番号

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