橋本組が学生に贈る！建設業の魅力を体験する夏季プログラム

橋本組が贈る、夏季仕事体験プログラムの魅力

静岡県焼津市に本社を置く株式会社橋本組は、2025年の夏に全4回にわたる仕事体験プログラムを開催しました。このプログラムには22名の大学生や専門学生が参加し、「会社を知る」「施工管理」「設計仕事体験」など様々なテーマを通じて、実際の建設現場を体感する機会が提供されました。

プログラムの目的

最近、建設業界は深刻な人材不足に直面しています。若者にとって建設業の職種は視覚的にあまり知られておらず、そのため興味を持ってもらうことが難しいのが現実です。橋本組は地方のゼネコンとして、毎年20名以上を新卒で採用し、独自の14か月間の新入社員研修を実施し、人材育成に力を入れています。この取り組みの一環として、次世代育成を目指した仕事体験プログラムを展開しています。

参加者のリアルな体験

この仕事体験プログラムの中では、学生たちはCADを用いた図面作成や住宅のプランニング、施工管理について実践的に学ぶことができます。また、自社の大型クレーン船を用いた港湾工事の見学も行い、実際に住宅の自由設計を行ったり、若手社員と交流しながら現場のリアルに触れる機会が設けられました。これにより、学生たちは自らの意見やアイデアを受け入れてもらうとともに、資格取得への意欲も高めることができました。

学生たちの反響

参加した学生たちからは非常にポジティブなフィードバックが相次ぎました。例えば、ある大学の工学部の学生は「半日でも濃い内容で、この会社で働きたいと思えた」と語っています。また、専門学校建築科の学生は「知識のない自分の意見でも受け止めてもらえ、資格取得に挑戦したいと思った」と述べ、文系出身の学生も「自分の適性を探せると感じた」とコメントしています。

今後の展望

橋本組では、この仕事体験プログラムを継続的に実施し、設計や施工、住宅事業において幅広い学びの機会を提供する計画です。多様な専攻や学科を持つ学生が参加できるよう、環境を整え、「建築業界を知る入口」となることを目指しています。学生たちが建築に対する理解を深め、将来のキャリアに繋がる体験を得られるよう、今後も内容を充実させていくことでしょう。