スリープテック企業ネミエルが睡眠専門医と提携してサービス向上を目指す

スリープテック企業ネミエル、睡眠専門医と契約

株式会社ネミエルは、眠気解消サービス「Nemielu」を中心にスリープテック分野で急成長を遂げる企業です。最近、国立精神・神経医療研究センターの松井健太郎センター長および医療法人上島医院の院長である渥美正彦氏との監修アドバイザリー契約を結びました。この契約は、ユーザーの健康をより一層サポートし、サービスの質を向上させることを目的としています。

専門性を持つ2人の医師

松井氏と渥美氏の2人は、日本睡眠学会認定の睡眠専門医です。松井氏は東北大学卒業後、臨床や研究を通じて睡眠障害の解決に尽力してきた経歴があります。さらに著書や専門的な講座も行い、睡眠医学の普及に貢献されています。彼は「ネミエル社の革新的なプロダクトが睡眠不足解消に寄与する」と信じ、アドバイザーとしての役割を果たします。

また、渥美氏は大阪市立大学を卒業後、精神科や神経内科、睡眠医療に携わり、南大阪睡眠医療センターを設立しました。彼は自身のYouTubeチャンネルを通じ、睡眠や医学に関する情報発信を行っており、多くのフォロワーを持っています。彼もまた、「日本人の睡眠時間を1時間延ばす」という目標を掲げ、ネミエル社のミッションに賛同しています。

背景と契約の目的

株式会社ネミエルは、2022年に設立された若い企業で、デジタルヘルスケアサービスとしての展開を指向しています。しかし、サービスを利用する中で、多くのユーザーが睡眠薬を服用していたり、睡眠に関する健康問題を抱えていることがわかりました。これに対処するために、専門医の招聘が必要とされました。

この背景を踏まえ、松井氏と渥美氏という優れた専門家をアドバイザーとして迎え入れたことで、より信頼性の高いサービスを提供できるようになります。彼らの知見を通じて、プロダクトの品質向上はもちろん、コンテンツや顧客への情報提供も強化していく方針です。

会社概要

ネミエル社は「世界の睡眠不足を解消する」という明確なミッションを掲げています。急速に進化するスリープテックの分野で、革新的なサービスを提供し続けることが期待されています。会社は東京都新宿区に本社を構えており、眠気解消サービス「Nemielu」を運営しています。今後、専門医との連携も強化することで、ユーザーにとって有用な知識やサービスを届けていくことでしょう。