株式会社アバンティがオーガニックコットンの卸販売を始動！

アバンティ、オーガニックコットンの新たな挑戦

株式会社アバンティは、持続可能なライフスタイルを提案するオーガニックコットンブランド「PRISTINE（プリスティン）」に新たなサービスを加えました。2025年7月3日、オーガニックコットン生地の卸販売を行うためのBtoB専用ページをオンラインで開設しました。このページでは、業種を問わず事業者登録を行うことで、誰でもオーガニックコットン生地を簡単に閲覧・購入できるようになります。

背景と理念

アバンティは1990年にオーガニックコットンの原綿輸入を開始し、生地の卸売を手掛けた会社です。当初は日本にオーガニックコットンが知られていなかった時代から、原綿を糸、生地、製品まで一貫して供給する体制を整えてきました。特に「オーガニックコットン」「無染色」「メイドインジャパン」の理念を大切にし、地道に素材づくりに取り組んできた結果、これまでに1,000種類以上の生地を開発しています。環境に優しい素材の提供を通じて、サステナブルなファッション業界のパイオニアとしての地位を築いてきました。

近年、環境への配慮がますます重要視される中、多くの企業からは持続可能な素材の導入を求める声が上がっています。その需要に応え、このたびオンラインでの生地提供を開始しました。

BtoBページの特徴

新たにオープンした生地卸BtoBページには、以下のような特徴があります：

- 業種を問わず利用可能：個人事業主や法人を問わず、事業者登録を行えば、誰でも生地を閲覧・購入可能です。
- 細かな注文単位：5メートルや1反単位での注文が可能で、少量からの取引にも対応。
- 生地スワッチサンプル：実際の生地を触れることで、質感や色味を確認できるサンプルの注文も可能です。
- 特化した素材ラインナップ：オーガニックコットンだけでなく、リネンやヤク、ノンミュールジングウールなど、様々な天然繊維を混紡した素材も取り扱い。シルクやアルパカ混紡素材も順次展開予定です。

この新サービスを利用することで、他社製品への素材提供の際に、使用方法や製品への適用事例も紹介可能となります。アバンティは「日本オーガニックコットン協会」の正会員であり、JOCA憲章に基づいたものづくりも行っています。

今後の展望

アバンティが提供するBtoBページは、持続可能な素材を広めるための重要なステップと位置付けられています。申請後はメールでアカウント情報が送付され、法人や個人事業主、教育機関など、様々な事業者が利用可能です。これにより、多くの企業が環境に配慮した製品作りを手助けすることができます。

まとめ

「PRISTINE」の理念に基づくサステナブルライフスタイルを提案し続けるアバンティは、オンラインでの生地卸販売によって、オーガニックコットンの魅力をより多くの人々に伝えていきます。日本の伝統技術を活かしつつ、エシカルな手法で生み出された素材は、私たちの暮らしに寄り添った商品を提供しています。持続可能な未来に向けて、アバンティの挑戦はこれからも続きます。