育児離職の実態調査
2026-05-15 13:53:33

育児離職と仕事の両立に関する男女差の実態を分析した調査結果

育児離職と仕事の両立に関する男女差の実態調査



株式会社マイナビが運営する転職情報サイト『マイナビ転職』が実施した「育児離職と仕事と育児の両立の男女差実態調査(2026)」の結果が発表されました。この調査では、20~50代の正社員800名を対象に育児離職の現状や、男女による働き方の希望の違いを探りました。

育児離職を経験した正社員女性



調査によると、子育てをしながら正社員として働く女性の27.3%が育児離職を経験していることが明らかになりました。特に「子どものお迎えに間に合わないから」という理由が最多で、女性が育児と仕事の両立に苦労している様子が浮き彫りとなりました。対照的に、男性の育児離職率は19.4%であり、男女間での差が顕著です。男性の場合、主な理由として「給与の不足」を挙げる割合が高いことが特徴的です。

理想の働き方に関するギャップ



次に、理想的な働き方についての意識調査も行われました。正社員女性の約9割が「正社員としてのキャリア継続を望む」と回答しており、年齢が上がるにつれてフルタイムで働き続けたい意向が強くなる傾向が見られました。しかし、男性に対して妻の理想の働き方について尋ねたところ、小学校低学年までの子どもがいる家庭では「パートやアルバイト」という選択を望む声が3割以上に達しました。この意識の違いは、男女が抱える育児に対する責任感や期待に関する価値観の差を反映していると言えるでしょう。

職場の働きやすさについて



調査の中で、子育てをする上での職場の働きやすさについても評価されました。平均点は65.7点で、男性の64.6点に対し女性は66.8点と、やや高い数値を示しました。特に、良好な人間関係や休日出勤が少ない環境は高得点の要因として挙げられています。育児中の急なトラブルへのフレキシブルな対応が可能な職場環境が求められていることがうかがえます。

調査結果から見える課題



このような調査結果を通じて、子育て中の正社員女性が抱える育児離職の現状や、理想と現実のギャップが浮き彫りになりました。子育てを行いながら仕事を続けることは容易ではなく、経済的な要因が強く影響を与えています。さらに、周囲のサポートや職場環境によって育児と仕事の両立ができるかどうかが大きく左右されるため、企業側の配慮が求められています。

今後の展望



企業には、育児離職を未然に防ぐための施策や制度が求められており、特に「子育てフォロー手当」などの新しい支援制度の導入が期待されています。これから子を持とうとしている世代にとっても安心して働ける環境整備が不可欠です。『マイナビ転職』編集長の瀧川さおり氏も、この調査結果に基づき、まさにそのような社会的な取り組みを推進していく必要があると述べています。

この調査は、将来的な子育て世代に向けた雇用環境の改善に向けた重要な示唆を提供するものとなるでしょう。

調査概要


  • - 調査期間: 2026年2月27日~3月3日。
  • - 調査方法: WEB調査。
  • - 対象: 正社員800名(内訳:男女400名)。
  • - 有効回答数: 800名。

詳細な調査結果については、こちらをご覧ください。


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