サクサグループが初の投資家向け工場見学会を開催し透明性を強化

サクサグループが初の投資家向け工場見学会を開催

2025年10月3日、山形県米沢市にてサクサグループによる初の投資家向け工場見学会が、選ばれた19名の参観者を招待して行われました。このイベントは、投資家の皆様に企業のモノづくりの現場を直接体験してもらうことを目指して実施され、企業活動への理解を深める貴重な機会となりました。

見学会の開始前、参加者はサクサテクノ本社前で集まり、記念撮影を行いました。そして、ゲストとしてお招きしたのは、一般社団法人日本金融経済研究所の代表理事である馬渕磨理子氏。彼女は経済アナリストとしても著名で、当日は特別講演も行いました。

工場見学の内容とプログラム

イベントは、ソアーとサクサテクノの工場見学を含むプログラムで構成されています。具体的には、次の内容が含まれていました：

- ソアー工場見学 では、有機ELや開発製造受託サービスの製造ラインを見学し、その現場での技術や革新について学びました。代表取締役社長の八巻雅敏氏による説明も、参加者たちにとって大変興味深いものでした。
- サクサテクノ工場見学 では、主に公衆電話機をはじめとする情報通信機器の製造プロセスを見ることができました。こちらも、矢萩優社長による詳細な説明があり、ビジネスホンの組立工程や基板実装ラインを観察することができました。
- 最後に、米沢市役所を訪問し、馬渕氏の特別講演「日本経済のゆくえ～株式市場の見通し～」を通じて、経済の動向についての貴重なインサイトを得ることができました。

参加者の声

参加された投資家の皆様からは、多くの好評をいただきました。「親子で参加でき、とても思い出深い体験でした」という声や、「市役所訪問や馬渕先生の講演がとても勉強になりました」といったコメントが寄せられました。また、若手社員が熱心に説明している姿に感動したという声もあり、企業が人材育成にも力を入れていることが伝わりました。

参加者へのおもてなし

見学の最後には、ソアーとサクサテクノの社員が参加者をお見送りし、工場見学の記念品として「お鷹ぽっぽ」を贈呈しました。この郷土玩具は、米沢藩主・上杉鷹山公が奨励したもので、鷹を模した縁起物として広く親しまれています。

地元・米沢市の魅力

米沢市は、山形県南部に位置する歴史深い街で、上杉氏ゆかりの地としても知られています。米沢牛や温泉といった名物も多く、自然と文化が調和した魅力溢れる地域です。見学会を通じて、参加者は地域の素晴らしさについても感じることができたのではないでしょうか。

サクサグループは今後も投資家との対話を大切にし、クオリティの高いモノづくりを通じて企業活動の透明性向上や地域との共生を進めていく方針です。このような取り組みが、地域の活性化や企業価値の向上に繋がることが期待されます。