東京大学150周年を祝う「ひらけ!赤門プロジェクト」セミナー開催
東京大学が迎える創立200年の節目にあたる2024年、同校は「ひらけ!赤門プロジェクト」を発表しました。これは、赤門の耐震補修を含む周辺エリアの環境整備を行うためのもので、プロジェクト全体の目標寄付金額は10億円です。この春に行われる特別セミナーでは、赤門を取り巻く歴史やその重要性について、講演や座談会を通じて改めて掘り下げていきます。
セミナーの概要
特別セミナーは2024年12月11日(水)18時からスタート。場所は東京大学本郷キャンパスにある懐徳館です。このセミナーは、赤門の歴史や文化を学べる貴重な機会となります。プログラムには、松田陽助教授による「赤門周辺の歴史的環境~200年の軌跡と奇跡」と、千葉学教授の「時間と空間を紡ぐこと」という講演が予定されています。さらには、津田敦副学長を交えた座談会も開催される予定です。
特別セミナー参加方法
一般参加者はYouTubeを通じて視聴可能であり、寄付者はウェビナーへの参加も可能です。配信は以下のURLから行われます。
YouTubeライブ配信リンク
取材を希望される報道関係者の方々には特別な取材対応スケジュールが用意されており、事前申し込みが必要です。詳細については、東京大学の公式ウェブサイトで確認可能です。
プロジェクトの背景
「ひらけ!赤門プロジェクト」は、東京大学150周年を記念した事業の一環であり、今後200年を見据えた持続可能な構造物としての赤門を受け継ぐことを目指しています。赤門は旧加賀屋敷御守殿門として国の重要文化財に指定されていますが、その耐震補修は急務です。また、関東大震災の被害を免れた赤煉瓦のUTCC(東京大学コミュニケーションセンター)も補修される予定です。このプロジェクトは単なる修繕にとどまらず、人々が行き交う文化的な交流の場へと発展させることが期待されています。
懐徳館庭園について
懐徳館庭園は東京大学本郷キャンパスの南西端に位置し、2015年に国指定文化財(名勝)に認定されました。旧加賀藩主前田家の本邸庭園を東京大学が引き継ぎ、重要なお客様を迎える場としても活用されています。ここで行われる特別セミナーに参加することで、東京大学の歴史ある風景とともに、その未来を考える良い機会となるでしょう。
参加方法の詳細
取材や参加をご希望の方は、事前に申し込みが必要です。申し込みは以下の宛先までメールで行ってください。
メールアドレス:
[email protected]
電話番号: 03-5841-1217(10:00~12:00、13:00~16:00、土日祝除く)
この機会をぜひお見逃しなく!