香港ブックフェア2023
2025-08-01 15:37:42

香港ブックフェア2023、台風の中でも約90万人を魅了したイベント

香港ブックフェア2023、約90万人の来場を記録!



2023年の香港ブックフェアが、台風の影響にもかかわらず盛況のうちに幕を閉じました。このイベントは、香港貿易発展局(HKTDC)が主催する香港最大規模のBtoCイベントであり、第35回を迎えました。また、同時に行われた「香港スポーツ&レジャーエキスポ」や「ワールド・オブ・スナック」と共に、930万人を超える来場者が参加。約770の出展者が集まる中、「読書」「スポーツ&レジャー」「食」をテーマにした体験型展示や企画が来場者を楽しませました。特に日曜日は台風による影響で終日閉場となったものの、全体で89万人以上の来場者が熱気を帯びた会場を活気づけました。

新設された「トラベルゾーン」の中でも、「ジャパンパビリオン」が特に注目を集めました。17の地方自治体を含む20の団体・組織が出展し、観光関連書籍だけでなく、地域特有の漫画や文化の魅力も紹介されました。一般社団法人東北観光推進機構の東北ブースでは、名産品の試飲・試食の他、訪日観光スポットにまつわる情報も提供され、多くの来場者の注目を引きました。

鳥取ブースは「名探偵コナン」とのコラボや、地域グルメをPRし、また徳島ブースはお遍路の文化を紹介するなど、各県が独自の魅力を発信。福岡、熊本、鹿児島のブースでは、短時間で回れる観光プランを提案し、観光客の興味を引きました。沖縄からは嘉数登・宮古島市長が来場し、地域の魅力や直行便の利便性を強調しました。さらに在香港日本国総領事館のブースでは、2025年の大阪・関西万博に関するQ&Aセッションも行われました。

多彩なステージ企画も大盛況



会場では、インフルエンサーの登壇や参加型イベントも設けられ、来場者を飽きさせることなく盛り上がりを見せました。ご当地キャラクターの登場や、旅行体験を語るインフルエンサーのセッションが人気を博し、スタンプラリー参加者向けの抽選会も毎日開催されました。それにより、多くの来場者が新しい興味を持ち、交流の場が広がった様子が見られました。

読書愛好家の熱気が伝わる



今年のテーマは「Food Culture: Future Living(食の文化・未来の暮らし)」で、若い層をターゲットにした施策や著名作家の講演も開催され、大きな評価を得ました。特に35周年を記念して実施された無料入場キャンペーンは、1990年に生まれた人々1万人以上に広がり、多くの関心を集めました。また、免許証更新を経てまで来場した日本人もおり、その熱意が印象的でした。

調査によると、来場者の半数以上が新刊購入を目的として訪れ、売上も順調に推移したことがわかりました。出展者の90%以上が電子決済に対応しており、電子決済を利用した来場者も81%に上りました。

スポーツとスナックも楽しめるイベント



「香港スポーツ&レジャーエキスポ」では、第15回全国運動会に合わせた特設エリアが設置され、競技を通じて熱気が溢れる場面が見られました。AI技術を取り入れたスポーツ体験ブースも来場者の注目を集め、会場は大きな賑わいを見せました。さらに1,300種類以上の世界各地のスナックが集まる「ワールド・オブ・スナック」も、多くの世代に支持を受けました。

香港貿易発展局は今後も多彩な展示会を開催予定で、来月には「フード・エキスポ」や「ビューティー&ウェルネス・エキスポ」なども控えており、新たなビジネスチャンスの創出に向けた取り組みを続ける意向です。香港経済の持続的な成長と活性化に寄与することが期待されています。


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会社情報

会社名
香港貿易発展局 東京事務所
住所
東京都千代田区麹町3-4-5トラスティ麹町ビル6階
電話番号
03-5210-5850

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