建設業のデジタル化へ!「Arch」と「direct」の新たな連携
近年、建設業界においてデジタル化が不可欠な時代に突入しています。その中で、建設機械管理をデジタル化する「Arch」シリーズを提供する株式会社Archと、現場向けビジネスチャット「direct」を運営する株式会社L is Bが、機能連携を開始することを発表しました。これは、現場での情報管理をより効率的に、そして迅速に行うための大きな一歩となります。
機能連携の背景
建設業は、重機や建機の手配・管理に多くの手間がかかることが長年の課題として浮上してきました。業務の複雑さが増す中、Archは建機レンタルの見積もりから発注、さらに現場での管理を統一してデジタル化する「Archレンタルプラットフォーム」や、各種機械の安全管理をデジタルで行う「Arch安全セーフティ」などのサービスを提供しています。
一方で、現場向けチャットツール「direct」は、現場内での情報共有を素早く行えるように設計されており、導入企業は5,500社を超える実績を誇ります。この2つのサービスが連携することで、より効率的な業務を促進する狙いがあります。
機能連携の概要
2025年5月28日より、「Arch」シリーズと「direct」の機能連携が始まります。第一弾として、Archレンタルプラットフォームでの見積や発注に関する通知が「direct」でリアルタイムに受け取れるようになります。この連携により、現場での業務における情報共有が飛躍的に効率化され、判断や対応を迅速に行うことが可能となります。
主なメリット
- - 確認作業の軽減: メールや電話でのやり取りを減らすことで、確認作業の負担が軽くなります。
- - 即時共有: 見積・発注に関する情報を「direct」で即座に共有でき、スピード感も向上します。
- - 情報の一元化: 通知情報が「direct」に集約されるため、確認漏れのリスクを軽減します。
今後の展望
これからの展望として、Archは「Arch安全セーフティ」において点検状況の通知や各種申請依頼の連携を予定しています。これにより、機械の安全管理がさらにデジタル化され、現場での安全性を高める施策も進めていく意向です。
エンドースメントの声
この新しい連携については、西松建設株式会社の土木事業本部・橋本剛が、心からの歓迎の意を示しています。具体的には、「Archレンタルプラットフォーム」と「direct」の連携により、現場での情報管理とコミュニケーションの革新が期待できると話しています。実際に両サービスを導入している企業として、業務の効率化を積極的に促進していく姿勢が伺えます。
各サービス紹介
- - Archレンタルプラットフォーム:建機レンタルの見積や発注をデジタル化し、運用の効率を大幅に向上させるサービス。詳細はこちら。
- - 現場向けビジネスチャット「direct」:現場でのデータ共有やコミュニケーションを迅速にするツールで、詳細はこちら。
会社概要
設立:2021年9月28日
所在地:大阪府大阪市北区
代表者:松枝 直
資本金:1億円
URL:
arch-dx.co.jp
設立:2010年9月29日
所在地:東京都千代田区
代表者:横井 太輔
資本金:629,867,008円
URL:
l-is-b.com
この新しい連携がもたらす変革により、建設業界全体がデジタル化の流れを加速させ、自社の業務効率化や安全性の向上が期待されます。