SFと歴史が交錯する冒険物語『逃げた王子と14人の捜索隊』

SF・歴史・謎解きが融合した新作

2025年2月20日、株式会社新星出版社から夢のような冒険物語『逃げた王子と14人の捜索隊』が発売されます。本書は、SFと歴史、さらには謎解きの要素が詰まった一冊です。著者は大阪府出身の萩原弓佳さん。これまでにも数多くの児童文学を手がけ、特にミステリー要素を活かした作品が多く評価されています。

物語の舞台とあらすじ

本作では、地球から遥か彼方の惑星ウプタンが舞台となります。次の国王として選ばれたルックル王子が、ある日、突然の家出を決行します！その王子が向かった先は、なんと地球。王子を探し出すため、14名から成る捜索隊が結成され、タイムマシンを駆使して、様々な時代や場所を巡ります。古代エジプトのミイラ、19世紀末のロンドン、果てはカリブ海の海賊との遭遇など、王子はどこで何をしているのでしょうか。果たして、隊員たちは王子を捕まえることができるのでしょうか。

ジャンルを超越した魅力

本作の魅力は、SF、歴史、謎解きといった様々なジャンルが巧みに組み合わさっている点です。一話一話が短く、小学生にも向けて漢字にふりがなが付けられているため、朝読書としても最適です。さらに、読むたびに新たな発見があり、読者の知的好奇心をくすぐる工夫が施されています。ちょっと抜けたキャラクターたちや不思議なアイテムの登場に、ワクワク感が止まりません。

読者の反響

既にネットで寄せられている感想も目を引きます。ある読者は、「SFの雰囲気があり、キャラクターも魅力的で楽しく読んだ」とコメントしています。また、教育現場の関係者からは、「大人も楽しめるミステリアスな要素が満載。リアルさに引き込まれる」との声も。これらの感想から、幅広い年齢層に愛される作品であることが伺えます。