しゃべるみかんで新たな魅力発信！西宇和みかんの初競りに注目

しゃべるみかんで新たな魅力発信！

愛媛県の西宇和みかんが初競りを迎え、そこで新たに登場したのが『しゃべるみかん』です。このPOP（ポイントオブパーチェス）ツールは、果物に触れるとその魅力をおしゃべりしてくれるというユニークな仕掛けを持っています。

初競りは早朝の7時から行われ、多くの関係者が参加しました。この日の目を引くのは、新たに取り入れられた『しゃべるみかん』だけではありませんでした。本年度の西宇和みかんの価格も注目の的でした。特に注目を集めたのは、1箱（12玉入り）がなんと30万円で落札されたことです。このことにより、会場は大いに盛り上がり、みかんの需要の高さが伺えました。

しゃべるみかんの魅力

『しゃべるみかん』は、JAにしうわブースに設置され、来場者がみかんに触れると、その味や特徴が語られるというものです。具体的には、「今年の西宇和みかんはとにかく美味しい！食べてみて欲しいわ」、「糖度と酸度のバランスが優れていて、最高の仕上がりです」といったフレーズで、この時期のおすすめポイントを伝えます。これによって、訪れたバイヤーたちにもその魅力が伝わり、購買意欲が高まる効果が期待されます。

西宇和農業協同組合の竹中一洋所長も、「今年の西宇和みかんは特に味が抜群です。ぜひ多くの人にお試しいただきたい」と自信を持って語ります。

Nマークの導入

また、その品質を示すために、今年からすべての西宇和みかんに対して統一ブランドの“Nマーク”が導入されました。このマークは、消費者にとって安全で美味しいみかんであることの証明です。今回の初競りから、出荷に関する情報やパッケージにもこのマークが入る予定となっており、消費者に対するアピールの強化が図られています。

今後の展開とおすすめポイント

西宇和みかんは、本格的な出荷シーズンを迎え、1月上旬頃まで出荷が続く予定です。『しゃべるみかん』の設置も首都圏のスーパーマーケットに広がる見込みで、エンターテイメント性を加えつつ、美味しさをPRしていく計画があります。

さらに、JAにしうわでは、地域特産品の魅力を幅広く伝えるためのさまざまな取り組みを行っていく予定です。通販サイトやSNSを通じて、消費者とのつながりを深め、西宇和みかんの品質と美味しさを発信していく考えです。

皆さんも、この美味しさを感じるために、ぜひ西宇和みかんを手に取ってみてください。おそらく、触れることでその魅力的な言葉に引き込まれることでしょう。

参考サイト: 西宇和みかんブランドサイト