労働条件通知書の正しい運用が必須
2025年6月27日、一般社団法人クレア人財育英協会が「労働条件通知書の正しい運用と2024年改正対応」をテーマにセミナーを開催します。このセミナーは、特定社会保険労務士であり、雇用クリーンプランナーのメイン講師でもある小野純氏が登壇し、企業にとって重要な労働条件通知書の運用に関する具体的な知識を提供します。
主催者のクレア人財育英協会は、労働環境の改善や社員の権利保障のために活動しており、最近の法改正により、企業が労働条件通知書を正しく運用することが一層重要になっています。
労働条件通知書の重要性
労働基準法第15条によると、企業は「賃金・労働時間・勤務地」などの情報を明記した労働条件通知書を交付する義務があります。とりわけ有期契約者やパートタイマーが増加する中、契約の更新条件や退職金の有無など、重要な情報を記載しないことでトラブルが発生する危険性があります。
特に「契約更新は暗黙の了解」という考え方は危険です。労働者と雇用主側の間に誤解が生じ、労働トラブルや法違反に発展することがあるからです。
法改正の影響
2024年4月には「更新回数の上限設定」に関する法改正が行われ、企業はより詳細かつ明確に労働条件を記載することが求められます。例えば、通知書に「更新回数の上限」を記載しなければ、その契約は無効と見なされる可能性があります。このような厳格なルールに従わなければ、企業には法的なリスクが伴います。
セミナーの内容
本セミナーでは、以下のポイントが取り上げられます。
- - 絶対的明示事項・相対的明示事項とは何か
- - 更新回数の上限を記載しない場合のリスク
- - 有期契約社員とパートタイマーにおける記載義務の注意点
- - 無期転換ルールに関する企業側のリスク回避の限界
これらのポイントは、労働条件通知書を運用する上での基本的な理解を深めるために不可欠です。
開催概要
- - 日時:2025年6月27日(金)12:00〜13:00
- - 場所:東京都千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町本社ビル6F
- - 講師:小野純(特定社会保険労務士/雇用クリーンプランナー)
- - 問い合わせ:クレア人財育英協会ウェブサイト
小野氏のプロフィール
小野純氏は多様な業種において400回以上のハラスメント研修を実施しており、「法律をどう現場で適用するか」を重視した実践的な内容が高く評価されています。彼は、労働トラブルの発生を未然に防ぐための知識を提供することを使命としており、雇用クリーンプランナー資格を通じて全国各地で講義や研修を行っています。
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お問い合わせ
一般社団法人クレア人財育英協会
事務局(担当:大田)
TEL:03-6380-8095
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クレア人財育英協会