イケア新決済端末導入
2011-03-08 02:25:52
イケア・ジャパンが全店舗に新決済端末を導入、ネットアライブとの連携で進化する業界
イケア・ジャパンが全店舗に新しい決済端末を導入
イケア・ジャパンは、このたび全店舗で新しいクレジット決済端末の導入を発表しました。これにより、顧客は今まで以上に快適でスムーズな買い物体験を得られることになります。この決済端末は、株式会社ネットアライブの提案が採用されたもので、全台がすでに稼働を開始しています。
新しい決済端末の採用
ネットアライブは、イケア・ジャパンが行った提案依頼(RFP)に対し、ハードウェアおよびソフトウェアの選定と開発を行い、これにより日本の大型店舗でも海外で使用される高水準の決済端末が採用されました。このように、国内店舗で海外製の決済端末を全面的に採用するのは非常に珍しい事例です。
新たに導入された決済端末は、世界水準で生産・販売されているものであり、国際的なブランドであるVISAやMasterCardの規格に完全に適合しています。また、日本独自の認証やネットワークへの対応も行われているため、安全性や利便性が一層向上しています。これにより顧客は、通常のクレジットカードによる決済だけでなく、非接触型のNFC決済なども利用できるようになります。
戦略的提携による強み
ネットアライブは、台湾のCastles Technologyと提携し、世界でのシェア第7位を誇る同社の技術を活用しています。この提携により、イケアの店舗では新世代の非接触IC決済端末が導入され、クレジットカードに加え、VISAのPayWave、MasterCardのPayPass、JCBのJ/Speedyといったさまざまな決済方法に対応しています。
さらに、ソフトウェアがポイントやクーポンといった多様なサービスに対応できるよう設計されているため、より広範囲な顧客ニーズに応えることが可能です。
今後の展望
ネットアライブは、2022年度中に5,000台の新決済端末を導入する計画を掲げ、さらなる業務拡大を目指しています。この流れの中で、GoogleのAndroid 2.3などの次世代デバイスに対応し、新しいビジネスの創出にも意欲的に取り組む所存です。
企業概要
ネットアライブ
株式会社ネットアライブは、クレジット決済システムやポイントシステムの企画・開発・販売を行う企業で、スマートフォン向けアプリやWebシステムなどにも力を入れています。1999年に設立され、岡山県に本社を置いています。
イケア・ジャパン
イケア・ジャパンは、スウェーデン発の世界最大級のホームファニッシング企業で、約38カ国において313店舗を展開しています。「家が世界で一番大事な場所であるべき」という理念を持ち、低価格でありながら質の高い商品提供を心掛けています。
結論
イケア・ジャパンが導入した新しい決済端末は、顧客にとって便利かつ安全なショッピング体験を提供するものであり、これからの小売業界における先進的な取り組みとして注目を集めています。ネットアライブとの連携により、今後のさらなる発展も期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ネットアライブ
- 住所
- 岡山県岡山市北区大供一丁目2-23あかつきビル301
- 電話番号
-
086-212-0051