カイクラとZoom Phone、効率的なコミュニケーションの実現に向けた技術検証を開始

カイクラとZoom Phone、連携への第一歩

株式会社シンカが開発・販売を手掛けるコミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」は、Zoom Communications Inc.のクラウド型電話サービス「Zoom Phone」との連携に向けた技術検証を開始しました。この取り組みは、顧客とのやりとりをより円滑にし、業務効率化を図る目的があります。

カイクラの成り立ちとその実績

「カイクラ」は2014年8月にサービスを開始し、すでに2,700社以上に導入されています。同プラットフォームは、電話やメール、SMS、Web会議といった多様なコミュニケーション手段を一元管理できることが強みです。多様化が進む顧客対応の中で、カイクラは多くの企業に選ばれています。

最近では、Zoom Phoneを導入した企業から「カイクラ上でもZoom Phoneのコミュニケーションが確認できるようにしたい」という声が寄せられていました。これに応え、連携の技術検証がスタートしました。

Zoom Phoneとは何か

「Zoom Phone」は、従来の固定電話番号と互換性を持つクラウド型電話サービスで、2021年の一般提供以来、日本国内で急速に普及。現在までに700万台以上が世界で利用されています。リモートワークやグローバル業務のニーズにも応えるため、多くの企業に支持されています。これにより、顧客とのコミュニケーションの多様化が進んでいます。

連携により可能になる機能

今回の技術検証を通じて、カイクラの導入企業は以下の機能を利用できるようになる予定です。

- Zoom Phoneに着信した際の通知がカイクラ上に届く
- 完全な通話履歴の確認が可能に
- 通話録音の再生がカイクラ上で行える
- カイクラからZoom Phoneへの発信が可能

このように、カイクラとZoom Phoneの連携が実現すれば、顧客とのやり取りを一つのプラットフォームで確認できるようになり、業務の効率化が期待されるでしょう。

今後の展望

この技術検証を経て、カイクラとZoom Phoneの連携が実現すれば、固定電話、携帯電話、SMS、メール、そしてZoom Phoneでのコミュニケーションが一つのプラットフォームで管理できるようになります。この一元管理により、企業のコミュニケーションはさらに効率的に行えるようになり、顧客との関係も強化されることが予想されます。

Zoom Phoneの普及が進む中、引き続きカイクラの価値を多くの企業に提案できる機会が増えています。これにより、質の高い顧客体験を提供し、ビジネスの成長を加速させる土台が築かれることでしょう。私たちは、今後もお客様の声を反映し、期待を超えるソリューションを追求し続けます。