エンドレスハウザーが新たに液体用音叉式レベルスイッチを発表

エンドレスハウザーが新型液体用音叉式レベルスイッチ「Liquiphant FTL43」を発表

エンドレスハウザージャパン株式会社が新たに発売を発表したのは、医薬品や食品業界の厳しい要件を満たすコンパクトな液体用音叉式レベルスイッチ「Liquiphant FTL43」。2024年12月2日からの販売開始が予定されています。この製品は、特に衛生面や効率性が求められる現場での使用を目的とし、幅広い用途に対応可能です。

製品の背景

設備の小型化や洗浄機能の向上、さらに多品種生産への対応を求める声が高まる中、医薬品・食品飲料業界においては各種規制や基準を満たすことが最重要課題となっています。この市場のニーズに応えるべく、エンドレスハウザーは新たな音叉式レベルスイッチの開発を行いました。

Liquiphant FTL43の特徴

Liquiphant FTL43は、以下のような特長を持っています：
1. 幅広い用途への対応：このスイッチは、液体の種類に応じて調整することなく、水や油など多様な液体の検知が可能です。
2. Bluetoothによる簡易操作：付属のアプリ「SmartBlue」を通じて、簡単にセンサーの操作やステータス確認ができ、安全性が向上しています。
3. 多様な出力オプション：PNP、HART、IO-linkといった多様な出力方式をラインアップし、設備への組み込みや運用がしやすくなっています。

利用シーンと活用方法

この音叉式レベルスイッチは、医薬品・食品飲料プロセスにおけるタンクの上下限検知や、配管内の空検知に役立ちます。また、機器の導電性に依存せずに様々な液体に対応できるため、安心して利用できます。さらに、Bluetoothを利用した無線操作が可能により、コミッショニングやメンテナンス作業の効率化が図れます。

会社概要

エンドレスハウザージャパン株式会社は、1955年に設立され、プロセスオートメーション分野にて様々な計装制御機器やソリューションを提供しています。東京都新宿区に本社を構え、現在もその発展を続けています。

公式サイト（https://www.jp.endress.com）では、製品情報やお問合せに関する詳細をご覧いただけます。また、製品に関する質問はお手軽にメールでお問い合わせいただけます。

会社情報