竹アートプロジェクト
2024-05-28 15:01:37
パンダバンブーアートプロジェクト2024が目指す巨大竹アートの魅力とその裏側
「パンダバンブーアートプロジェクト2024」:竹を使った芸術の祭典が始まる
和歌山県白浜町で、注目を集める「パンダバンブーアートプロジェクト2024」が動き出しました。このプロジェクトは、ジャイアントパンダの食べ残しから生まれる竹を活用し、世界的に名を知られるアーティスト、ワン・ウェンチー氏とのコラボレーションを通じて新たな巨大アートを立体的に創り出すものです。竹5,000本を使用し、約10メートルの高さを持つこの作品は、2024年の秋に完成予定です。
プロジェクトの背景
パンダバンブーアートプロジェクトは、2019年に和歌山のアドベンチャーワールドが始めた竹のアップサイクル活動を基にしています。この取り組みは、竹を通じて自然への感謝、命のつながりを感じる機会を提供することを目指しています。熊本県の企業「CHIKAKEN」の代表、三城賢士がプロジェクト実行委員会を立ち上げ、池田親生氏が委員長を勤めています。
ワン・ウェンチー氏の参加
台湾出身のアーティスト、ワン・ウェンチー氏は、巨大な竹の建築物を制作することで国際的に知られています。彼の過去の作品には、瀬戸内国際芸術祭や水と土の芸術祭などがあります。今回は、アドベンチャーワールドでの出会いがきっかけとなり、竹を使った「Glimmering Hill」(きらめく丘)という作品を手がけることになりました。この作品は、自然と人間のつながり、竹が育む多様性の象徴として位置づけられています。
総合的なイベントの実施
プロジェクトは、竹アートの制作だけでなく、さまざまなイベントを通じて地域と人を結びつけていくことも重要な目的です。制作過程に参加できるボランティア「ぱんだず」も広く募集されており、地域の人々が一体となって参加する機会が創出されます。完成後は、1年間にわたり、世代を超えた交流をテーマにした多彩なイベントが予定されています。
ボランティアとクラウドファンディング
特に、竹の伐採やアート作品の制作に参加するボランティアについては、地域住民や学生とも連携しながら力を合わせて進めていく予定です。また、2024年6月下旬からはクラウドファンディングもスタートする予定で、支援が合った方にはさまざまな特典が用意されています。
キックオフイベントの開催
プロジェクトの始動にあたり、「竹取り初めセレモニー」が2024年6月9日に岸和田市で行われます。このイベントには、地域住民や関係者が集まり、竹取りの体験を通じて、プロジェクトの趣旨を理解し参加する機会となります。
結びに
「パンダバンブーアートプロジェクト2024」は、竹を使ったアートの可能性を広げるだけでなく、人々が自然や命の大切さを再認識する場としての役割を果たしています。このプロジェクトを通じて、参加者たちが新たな感動と交流を得て、心温まるストーリーを共有することを期待しています。これからの展開に注目し、ぜひ一緒にアートを体験し、感動を分かち合いましょう。
会社情報
- 会社名
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パンダバンブープロジェクト実行委員会
- 住所
- 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399
- 電話番号
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