新潟医療福祉大学の鍼灸健康学科が、2025年11月8日に新潟市産業振興センターで行われた「福祉・介護・健康フェア2025」に参加しました。このフェアは、地域の福祉と介護の発展を目的としており、約1,000人が訪れる中、同学科はこども職業体験コーナーの「介護」ブースを運営しました。教員2名と学生3名が協力し、東洋医学に基づくセルフケアやつぼ刺激体験を通じて、人々に健康的な生活の促進を目指しました。
介護ブースには約60名の参加者が訪れ、ツボの刺激や温熱療法を体験。参加者は鍼灸の効果やセルフケアの重要性を直接実感しました。学生たちはツボの位置や押し方を丁寧に説明し、安全に配慮しつつ施術を行いました。参加した方々からは、「大変心地よかった。介護の現場で活かしたい」「子供に押してもらって、さらに気持ち良くなった」と、好評の声が寄せられました。特に肩こりに悩む方からは、体験後に肩が軽くなったとの嬉しい報告もありました。
参加した学生たちも、貴重な体験ができたと感謝の意を示しました。「実際の参加者に触れることで、臨床の場のイメージがしやすくなり、体験後に喜んでもらえたことがとても嬉しい」との感想が聞かれ、学びと実践がしっかり結びついていると感じたようです。
訪れた多くは家庭内に要介護者がいる方や福祉・介護の職に就く方々で、つぼ押し体験は新しいケア手法の発見につながったと言います。鍼灸の心身への影響と地域福祉への貢献を実感した意味でも、今回のイベントは成功だったと言えるでしょう。
新潟医療福祉大学は今後も地域とのつながりを大切にし、東洋医学による「安心できるセルフケア」の普及を通じて、地域の健康支援に努めていくとしています。この取り組みを通して、さらに多くの人々が健康で充実した生活を送る手助けをしていくことでしょう。興味がある方は、ぜひ鍼灸健康学科の詳細をチェックしてみてください。彼らの活動が地域に与える影響は計り知れません。